レビューコメントいただきました。ありがとうございます!
なかなか鋭いところも突かれて、うぐぅと思いつつ、やっぱそうだよな~…と自身の未熟さに萎えつつ、ちゃんと読んでいただけているのが何よりの歓び。
確かに仰る通りなんですよねー。
第二部に入ってから、作者的にもなかなか思ったように進んでおりません。
というのも、あるシーンを書くためにはこの説明をしないといけない、みたいなのが増えて、どうしてもテンポが悪くなった…というのは認めざるをえないのです。
もっとうまいこと描写するなり、割愛するなりできればいいのですが、本当にそこのところの匙加減がやっぱり素人ということなんでしょう。
作者はどうしても物語を語る…というよりも、その物語の世界で生きている人々を書きたい欲が強くて、そうなるととても細かいところの描写に力が入ってしまうのです。そうして文字数ばかりが増えていく…増えていく…増えて…いく……ぅ…
もとい。
貴族制度なども爵位などの名称だけ借りて、まったく違う方式で設定しているので、おそらく一般的な英国的貴族制度と同じように考えていると、混乱するかもしれません。そこらの説明をしたら、またこれはこれで長くなるしなー。
『昏の皇子』世界での貴族制度はどちらかというと、江戸時代の幕藩体制に近いのかもしれません。あるいは神聖ローマ帝国とか…? うーん、微妙だなぁ。
世界観の説明をすると、どうしても冗長になって面白味に欠けるし、かといって世界観がなければ特色も生まれない…
色々と悩みながら書いてますが。
最終的には自分が読みたい作品を書く、という原点に戻ってしまうことをお許し下さい。
こうして「書く」というプラットフォームが与えられているからには、存分に、思うままに書きたいと思うのです。
私は書き手であると同時に、皆様と同じ読者の一人です。
どうか私と一緒にこの作品を楽しんでくれる読者の方々が、長くいらしてくださることを願うばかりです。
でも、やっぱりちょっと中だるみは反省せねばね。
まだまだ成長途上ってことで、暖かい目で見守ってください。