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プロローグ補足 1

赤橋登子の、駆け落ちした姉について
この女性は、赤橋種子という女性で、貴族の正親町公蔭という男性と結婚していることがわかっています。赤橋種子自身についてはほとんどわかってはいません。しかし正親町公蔭に関しては、1320年の頃には、養父である京極為兼の失脚で後ろ盾を失なっており、出世の見込みはなかったと思われます。それに関して鈴木小太郎さんという方は、自身のブログで2人は恋愛結婚だったのでは、とおっしゃっています。それ故私も、二人が恋愛からの駆け落ち結婚だったら…?と、想像を膨らませてみました。

鈴木さんのブログ
Goo blog
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/546ccaccce6039b2783c37af31ff74c5

赤橋種子と正親町公蔭(その2) - 学問空間

参考文献

長谷川明則(2023)
「赤橋登子―足利尊氏の正妻」
(『鎌倉北条氏の女性ネットワーク』
 田辺旬/野口華世  小路選書 p222〜234)

家永遵嗣(2016)
「光厳上皇の皇位継承戦略と室町幕府」
(『室町政権の首都構想と京都』
 桃崎有一郎/山田邦和  
 平安京・京都研究叢書4 p104〜121)







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