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過去作あぷあぷ 〜「遺された真の意思たちはただひたすらに叛乱せよ」裏話〜

こんにちは、午前二時踏切にではなく自室ベッドに八壁ゆかりです(誰に通じるんだコレ)。

あのーすんません、ご報告をすっかり忘れていたのですが、完結済みの過去作「遺された真の意思たちはただひたすらに叛乱せよ」をちょっと前に一斉公開いたしました。長すぎるタイトルなので、「オウズリー」と呼んでやってください。

「オウズリー」は、夫からのリクエストお題「感情操作人間」を展開させていったらいつの間にかSFになっていたやべーやつです。人生初SF、読んだこともあまりないです。でも約3年半かけて書き上げました。
おそらく10代の方からすると「さ、3年以上?! 中学生なら高校生になっちゃうよ!!」と驚愕されるかもしれませんが、三十路過ぎるとあんま変わらんです。

しかし私は後悔しています。あまりにもこの話に拘泥しすぎてしまい、根気強く最後まで完璧な遂行作業ができなかったのです。3年だろうが5年だろうが、どれだけ時間や労力を費やしても、物語と誠実に向き合い、徹底的に仕上げるべきだったと、今では思います。

一応、野性時代フロンティア文学賞に応募してみたら、第一次選考は通過しましたが、二次選考は無理でした。今なら理由が分かる気もしますがね。

ちなみにこの話を実母に読ませたら、ゼンスケをいたく気に入り、「ゼン様」とか呼びだして笑えました。

個人的には、やっぱりエドラが好きです。俺もうああいうのあかん、書いてて楽しい、天才変人大好き。とか言ってたら夫が「ゼンスケとエドラは絶対(自主規制)」とか言うもので、これだから腐男子は酷い面白い大好きだもっとやれ。

キャラクター名、固有名詞には、主に英語を壊して日本語のサウンドと混ぜたものを作りました。「ターミノ」は英語の「Terminal」の発音をそのままカタカナにしただけですが、国家主席の「ミヌ・ソートア」は、本編では表現できませんが、「Thortoah」というスペルで、ソートアの「ソ」は「S」じゃないんです。妙なこだわりです。
ちなみにアドノ・テーラの「テーラ」はラテン語ですよ。

中盤でターミノ長官ザムザ・マーシンがニューヨークについてやたら詳しく解説する場面がありますが、あれは完全に自己満です。一応元ニューヨーカーじゃけん。

そんなところでしょうか。
各チャプターが長めですが、結構エモい展開も随所にありますので、皆さま是非ご一読くださいませ。

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