十数年前に書いてそのままになっていた童話数編と小説1編を、カクヨムでひと様に初めて読んで頂いてから2年が過ぎました。
ある程度読んで頂いたらそれで終わりと思っていましたが、カクヨムの居心地の良さに、何かを書いて居続けたいと思い「ローバの充日」を書くことになりました。まるで瓢箪から駒のごとくで、それが私のメインの作品となりました。
そのメインだけに力を入れているうちに、タイトルの「小説のようなもの」である私が初めて書いた「噺家ごっこ」は、私の本棚からすっかり忘れ去られておりました。
本当に小説「のようなもの」で、小説の書き方など何も分からずに書いたものでした。
その「ようなもの」は、私の住んでいた町内で、夫がのせられて落語研究会を作って楽しく過ごしていたことを、ほぼ実話に少し色を付けて(都合悪いことや批判的なことをぼかす都合上で)書いたのですが、何しろ書く技がありませんから、ただただ無駄に長くていけません。
分かっていながらも、手直ししようにも上手く削れないし上手い表現も見つかりません。
そのダメダメな不出来な小説もどきを、つい先日(落研繋がりで)モモチカケルさんが最後まで読み切って下さいました。
「落研ファイブっー何で俺らがサッカーを?!」
(リンクの貼り方が分かりません、ゴメンナサイ)の作者さまです。
そういえば、と、しかと数えてみましたら、今日までに9人の方がこの不出来な「もどき」を読み切る苦難に耐え、完走❓して下さっておりました。
思えばこれって、まるで大山盛の料理を残さず食べきるというチャレンジに似ているんじゃないか?と何度思ったことか知れません。
始めはまあ何となく、そのうちダレてき出して、そしてどんどんつまらなくなり、最後の方にはもう受け付け難く、投げ出したくなるのがオチのアレ!です。
その修行の様な難儀な状態を耐え抜き、作者に喜びの栄冠を被せて下さった方々は、本当に辛抱強いことこの上ない方々でありましょう。
心の底からお礼申し上げたいと思います。
上月くるを様 @ramia様 @Teturo様
TO BE様 仲津麻子様 甲斐央一様
チョコレートストリート様 モモチカケル様
ブロッコリー食べました様
本当にありがとうございました。