「噺家ごっこ 改訂版、調子はどないでっか?」
「開演してまだ浅いせいか、落ち着きまへんな」
「内容がないよう(洒落てるつもり)でげすからねぇ、あかんのとちゃいまっか」
「あんさんも、そないに思われまっか」
「ま、気ぃ落とさんと気張りなはれや~」
「ありがとうさん、おかあさん」
「そんなつまらねぇ駄洒落言うとるばってん、よかことにならんのばい」
「ひぇ~ぇ、どっから来たの?おっとろしかったぁ。ばってんばってん、ってあのばってん? まさかバツ点ではありゃせんかいな。いたわしい」
「えぇえぇ泣かんでもええで、エエデルワイズ。ほら笑ろうテンボス」
「まだ駄洒落から抜けられんのかい、だじゃれぇ婦人」
「えっ、あの色っぽいチャタレー婦人?ワタス人違いよン」
「分かっとりますけえ、エマニエル婦人やんかなぁ」
「何でこんな婆さんが色っぽい・・」
で、いったい何が言いたいのか? ですよねえ
内容がないのにお付き合い頂いているのが忍びなく・・噺家ごっこだけに、笑ってもらおうと思うのに、グスン、前座以下で話にならん自分が悲しい。
**明日の第5話はヤングさん、次の第6話は五合さんの紹介なのですが、まだまだ登場人物の紹介で、落語を演じるところがありません。
ヤングさんは我ら夫婦にとっての恩人で、馬さんが絶好調から絶不調になった時に、寄り添ってくれた人なので、人となりを知ってもらう回となります。
まだまだ笑いがとれませんが、そのうち、へなちょこでも噺家もどきになっていきますので、中だるみでもご辛抱いただきたく、お願い致しとうございます。