篠塚八重

読んでいると、その場面の映像が目に浮かびました。 それくらい丁寧に書かれているのだと思いました。 映画で観る、登場人物が無言でただ何かをしている、そんな場面を文字で綺麗に描いてい…続きを読む

どんな物語かを知って読んだ方が楽しい物語と、何も知らずに読む物語があると、僕は思う。 二つを隔てる基準は人それぞれだけど、僕にとってこの作品は、後者だと思う。 冒頭と、最後で頭の…続きを読む

まずはリュナ、そしてエルピス。 二人が溶け込むような、それでいて映える物語とその世界の雰囲気が文字から放たれています。 物語はまだまだ続きます、これから大きなイベントが起こり、登場…続きを読む

はたして、自分はこのような作品をいつかは書けるのだろうか？ まずはそんなことを考えました。 静かな足取りで、けれどもあたりの視線を奪い去る人のような文章と物語。 この作品をあらわ…続きを読む

話せる花との出会い、そして別れ。
簡潔で趣き深いシーンの数々でした。

歩きスマホというキャッチーな話題とそれを聖罰するおじさんを絡めた怪談。 最後に出てくるお兄さんの不気味さが印象的でした。 一周しただけではその意味がわからなかったので、もう一周しま…続きを読む