「あいつ等、人間じゃないから皆殺しにして良い」

 相変わらず小説に取り組めず、ヨウツベを彷徨っている。

 【サピエンス全史・後編 】我らの祖先がガチでヤバかった!人類みな●ろし事件の真相【岡田斗司夫切り抜き】

を見た。

 ホモ・ネアンデルタルシスとか、ホモ・フローレシエンシスといった、近縁の他の人類種を、われわれ、ホモ・サピエンスが根絶やしにした、という説の紹介だった。

 曰く「ホモ・サピエンスは匂いに敏感に進化し、自分たちと異なる臭いを持つ他の人類種を『あいつ等、人間じゃないから皆殺しだ』と判断したらしい」

 本の八十年前にも、アメリカ将校は日本人を猿と同類視して、その頭蓋骨を後方の親戚の娘に贈ったり、日本人も「鬼畜米英」とののしって攻撃した。



 私は、人の輪に入るのが苦手だ。

 嫌いだ、といった方がいいかもしれない。

 人の輪に入れないと、その「人の輪側」は人の輪の外を排斥する。

 人の輪に入れない段階で、他人から排斥される筋道は固まっているんだな、と思った。



 人の輪からのけ者にされ、悪し様に罵られ、陰口をたたかれても、一人黙々と小説執筆に取り組んでも良い。

 自由とはそういうものだ。

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