祝「ベルセルク」連載再開

 現スタッフさん、頑張って!

 応援してます。



 昨春、作者急逝で「未完の大作」としての評価がなされ、「それでも、完結まで見とどけたかった」との声も多かった「ベルセルク」ですが、今般、作者の旧友と当時のアシスタント陣により連載が再開される運びとなりました。

 再開されたストーリーは、風雲急を次ぐもので、新たな冒険(という言葉がピクニックの意味に受け止められてしまうほど、ガッツの旅路は暗黒に充ち満ちているけど)にふさわしい内容だと思いました。

 監修者の森先生、そして巻末にクレジットのあったスタジオ我画の黒崎さん、長島さんにはこれから、

 キッつい

道が待ち受けていることと思います。



 一人のクリエイターが全てに手を配ることで「良くまとまる」作品もあれば、原作者以外のクリエイターの手が入ることで「良くまとまる」「人気が出る」作品もあります。

 展覧会の絵だって、貧乏仲間の作曲家が曲を書き、それをピアノ演奏版にアレンジした演奏家がいて、更にオーケストラで演奏されるようになって、初めて十枚の(実質九枚の?)絵が趣深いものとして愛されるようになったのです。

 改めて原作者である三浦健太郎先生のご逝去を悼むとともに、作品の「再始動」を心から賞賛します。

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