今ある方の作品のレビューを書いている。
結構長くなって、思い入れもある。他の人にも読んでもらいたい。
しかし、である。
身勝手な思い込みではないのか。
作者様の意図したところとずれているのではないのか。
作者の方が、飛翔する荒鷲を描いていて、
たった一つのレビューが「すごい鶏」だったとすれば、これほど気の毒な話もない。
あるいはまた、
レビュー数が百幾つの中の一つならともかく、自分が最初の数人のレビュアーであれば、その見当違いのレビューがその作品の「看板」になってしまう可能性もある。
実はカクヨムでないがあるコンテストで統計を取ったことがある。
判明したのが
「投稿後、最初の三人までの評価」とコンテスト終了時の最終評価には強い相関があった。
運悪く最初の数人のレビュアーが作品と会わないか虫の居所が悪かったりするとずっと引きずられる。後から加えられた好意的なレビューも全体的な評価にはつながりにくい(もちろん作品の面白さで当初のレビューを蹴散らしている例外はある)
あるいはまた、
「デイズか、つまんねえんだよなこいつの作品。こいつが推薦するなら期待できねぇな」
……恐ろしい。
私のことはこの際どうでもいいが、この人のは違うんだと声を大にしていいたい。
どうすりゃいいのよ。
むむむ。である。