【炎上篇】
第6話『弾道ミサイル攻撃!』
美咲は文化交流イベントで西ノ島にライブに訪れていた。
カグツチによって岸本、荒垣、立花、東城宏一、東城洋祐、美咲、他異世界、日本国政府関係者若干名は共通の幻覚を見せられる。イザナギに弑逆されしカグツチの怨念だった。特事対は異世界政府、東城宏一自衛艦隊司令官を交え緊急会合を開く。
官邸情報集約センターに第一報が入る。それは中国軍による弾道ミサイル発射準備を告げるものだった──
第7話『受け継がれし意志』
突然の避難命令に臣民が混乱する中、護衛艦〈やまと〉〈たかお〉は〈方舟〉の命運を懸けて弾道ミサイル迎撃に入る。〈方舟〉ミュラ女王は祈り、アリスの気高き心を継ぐと誓う。その姿に臣下らは共鳴する。
弾道ミサイルの迎撃は成功した。しかし戦闘機を先鋒とし中国軍空母が西ノ島へ進軍しつつあった。ミュラは思いを同じくした臣下らに支えられ、臣民を鼓舞する。
第8話『作戦発動!方舟を死守せよ』
日方安全保障条約に基づき防衛出動を決定した日本国政府。東城宏一自衛艦隊司令官を指揮官とする陸海空統合任務部隊が編成された。特命全権大使の任を受けた荒垣防衛大臣・内閣府特定事案対策統括担当大臣は護衛艦〈やまと〉に合流する。
護衛艦〈やまと〉多目的区画にて〈方舟〉全軍総帥バシス大公との協議が行われる。戦術プランは、自衛艦隊が敵に正対、正面撃破し、〈方舟〉海軍がその隙を突き奇襲を仕掛けるというものだった。
同日、自衛艦隊は会敵、対空戦闘を開始した。