十余一

私は小学生の頃、よく虫取りをしていた。 その時の記憶が今も心に焼き付いている。 第一回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」 https://kakuyomu.jp/user_eve…

西瓜と俺とソウタの夏。 *申し訳ありません！企画さまのレギュレーション違反をしてしまったので、そちらからは削除致しました。内容の変更はありません。

第七回こむら川小説大賞 お題「光」にちなんだお話です。 はじめて創作するきっかけを作っていただいたこむら川に感謝！

主人公は仕事を辞めた日の帰り道、おばあさんの写真が飾られているのを見つけ、それに見入ってしまう。 どうしてそんなにも心が惹かれたのかを探していく。 1万字以下の短編です。

日曜日の朝の緩い気分は、突然の電話で吹き飛んだ KAC20241参加作品です。 （お題∶書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった）

新生活が始まる。僕は長年の夢だったペット付き物件を選ぶことにした。今日はその内見だ。一体どんな部屋だろうか

ある日、出来の良かった弟が実家に帰って来た。元気のない弟に、行こうと誘った場所は……。 香鳴裕人様の自主企画「[第3期] 同題異話SR -January- 『その言葉に意味を足し…

元陸上部の私は、毎日目的もなく公園の周りを走っている。いつものように独りで練習していると、やたらと速い若い女が勝手に張り合ってきた。余計な世話を焼いてくるやばい彼女の正体とは……

彼女が買ったばかりのブーツがないと騒いでいる。 そのブーツは今どこにあるのか。　 クロノヒョウさんの「お題でカクコン挑戦」企画　参加作品です。 お題「宇宙人が落とした靴」 ・お…

ふらりと村に現れた一人の侍。身なりの立派なお武家様をもてなすため、皆で用意した握り飯。 精一杯のごちそうだったはずなのに、少女が運んだ握り飯を食べた侍がもがき苦しんで命を落とす…

元日、その子は襦袢も着ずに着流しに振袖をまとい煙管をふかしていた。年の頃は十二といったところか。

クリスマスシーズンになると思い出すある出来事。僕が不眠症のために訪れた心療内科で打ち明けると…… クロノヒョウ様の自主企画、「お題でカクコン挑戦」参加作品です。

名前の読みが同じ雪希と友紀は親友だった。 そんな二人に、悲しい別れが訪れる。 クロノヒョウさんの企画参加作品です。 お題『とどかなかった背中』 ・ミステリーと呼べるか…

季節外れの寒波に見舞われた東京には大雪が降っていた。東京発～神戸行きの新幹線は発車するまでに時間を要していた。 そんな時、隣の席の男と妙な事で十年前の殺人事件の事で会話が弾み、い…

港から船でほんの十五分。 人口四百人弱の離島、桐島に作られた「世界一小さな公園」。 その公園は白い柵で囲まれた中に、シュロの木が一本と、ブランコがひとつ置かれているだけだった。 …

時は平安初期。神泉苑で花見をしていた嵯峨天皇は、誰もいないのに揺れる鞦韆（ゆさはり）を見て疑問を抱いていた。 あやかしが見えるという文章生の青年、小野篁は高僧・空海の力を借りて、…

父母が急死し、御家断絶となり、独り取り残された娘、早桃。 女の身で、自力で生きるための戦いが始まった……

江戸の町が東京と呼ばれるようになって久しい。 とある警察署に、ひとりの夜鷹が連行されていた。 夜鷹……道端等で客を取る最下層の遊女

何故にこんな場所で、傘をさしたままトランク一つだけを抱え、泣きながら歩いている女性、それもどうやら海の向こうからやってきたであろう女性がいるのだろうか。 とある町で偶然であった…

冬は泣かない。そう決めたんだ。 刃物のように鋭く凍てつく夜、君は橋から川に飛び込んだ。それから６年。私は少し、あの頃と変わり始めていた。

前篇・中篇（上下）・後篇で完結。 拙作「あかい十字」とは登場人物が異なる、姉妹作品。 https://kakuyomu.jp/works/16817330653953698545…

図書館に彼は生まれた。図書館で彼は生きた。言葉のみと触れあう、ひとりだけの世界。生涯でだれとも出会わなかった。

父になれない二人の話です。

　1894年の朝鮮・甲午農民戦争「鎮圧」に出征した徳島の農民の話を、大クスの祠の主・藤兵衛狸が語ります。 　8月は「戦争を考える」「戦争犠牲者に思いを馳せる」季節ですが、その語ら…

ホラーじゃないけど、だだ漏れる父性は怖い。 暴走する思い込みも怖い。 やはりホラーということで。 【父性小説大賞】に参加しています。 https://kakuyomu.jp/u…

「【父性小説大賞】」によせて書きました。だいぶ迷走しました。

なにか書きたかったので書きました。

「偽教授神話杯」によせて書きました。実際どこかの地域にありそうでなさそうな話にしたいと思った結果こうなりました。

Oは倦んでいる。

古き伝承を知る語り部の老婆は告げる。かつてこの世界の人々は言語も距離も超えて皆繋がっていたのだ、と。

第47回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 主催者：クロノヒョウさん 勝手ながら参加させていただきました。 初めて参加しますが企画に合えばいいな。 ビルの屋上は銀河 …

銀河の話なんて、しないでほしい。 クロノヒョウさんの自主企画『第47回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 』参加用のお話です。

いなくなった恋人と金星が混じり合う話

ある日、太陽がふたつに増え、あらゆる小村が墓地から蘇った。蘇った小村どもは凶暴で、人類にはない異能をも備えていた。「こむらがえり（小村還り）」と呼ばれたこの現象により、人類は滅び…

第六回こむら川小説大賞に寄せて書かせていただきました。男二人で死体を埋めに行く話です。なお、この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではございません。

死んだじいちゃんがペンギンになって帰ってきた。 ※第六回こむら川小説大賞　お題「逆境」に寄せて書きました。

ビルのエレベーターに閉じ込められたサラリーマンの藤岡。 商談の時間が迫り、苛立ちを募らせるが･･･ 短い中にドラマあり、ショートショートです。

第六回こむら川小説大賞参加作（の見切り発車）です 作中に出てくる犯罪行為は真似してはいけません　ジャンルに困ってギャンブル要素によりミステリーになっています

普段はアイドルとして活躍するイクトは、世界的に活躍するデザイナー・エムのショーに出演者として招かれる。パフォーマンスをする前からアイドルのくせにと侮られる中で、イクトが表現する「…

逆境に飛び込んでしまった者と、逆境に溺れかけている者。逆境は、過ぎても終わる事ができるかどうかはまた別の話である。 第六回こむら川小説大賞参加作。

砂漠ファンタジーでボーイ・ミーツ・ガール。 第六回こむら川小説大賞（テーマ：逆境）に向けて。

『第六回こむら川小説大賞』参加作、二作目です。暗い場所で生きる兄妹の話です。

“なんという愚昧、なんという野蛮、軽蔑されて然るべきです。その『桶』に何が入っていたか、もうお分かりでしょう“ ＊物語はフィクションです。実際の人物、出来事に名称が似ていても、…

崖っぷちの将棋棋士が鯉と将棋をさす話です。 第六回こむら川小説大賞に寄せて書きました。

「逆境」からしか勝てない傭兵の話。 「第六回こむら川小説大賞」参加作 《会場》 https://kakuyomu.jp/user_events/168173306605760…

夏。会話したこともない彼の死を想う話。 ※パルクールの動作を安易に真似ることは危険です。専門家の指導をあおぐなどして、トレーニングを積んだうえで実践しましょう。

怖い話じゃなくてもいいですか？ 立談百景さんの自主企画「ショッピングモール伝奇」に参加します。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330…

「シチュエーション物語企画」にご参加くださった皆さんの作品集です 恋に落ちる素敵な瞬間を楽しんでください 🐆 シチュエーション物語企画 https://kakuyomu.jp/…