第2回めちゃコミック×LScomic×カクヨム漫画原作コンテスト
応募作品『推しの継母になりましたが、私はこの恋に気づかないフリをします』
https://kakuyomu.jp/works/822139844002786764
2月1日をもって完結いたしました。
ので、今回は内容に触れつつ、制作の振り返りをしようと思います。
こういうのは覚えてるうちに文章化したほうがいい。
※ネタバレを含みます
2月1日に完結して、2月4日の時点で
総合週間ランキング31位/応募作品187作品
禁断の関係部門週間ランキング6位
これね、私としては快挙なんですよね。
自分では「これ、レディコミとしてこの結末で大丈夫か……?」と悩んでいたから。
今回のコンテスト、書き始めるのはスムーズでした。
レディコミで、禁断の関係テーマがある。
その時点でNotionに貯め込んであるネタ帳を見たら「推しが息子になった」っていうネタがあったので「あ、じゃあこれでいいや」ってすぐ書きました。
推し活をしている女主人公が、優しい夫と結婚する。
そしたら、その連れ子が自分の推しだった……。
読者層がママとか多いので、夢のある設定だよなあ、って。
推しが息子になる。
そして、その息子が自分をファンとして認知してて、恋愛対象として迫ってくる……。うーん美味しい。
そんな感じで書き進めたのですが、悩みどころが結末でした。
私、わりとライブ感で小説を書くタイプで、本文書きながら並行してプロットを書いていくこともあります。
ライブ感を大事にするなら、キャラが勝手に動くのに任せたほうがいい。
キャラの設定さえきちんとしてれば、「この出来事が起こったら、このキャラはこの性格だからこういう思考をしてこういった行動をする」って全部キャラごとの論理で動くので。
……まあ、だからこそ「なんだこの結末……??」ってなっちゃったんですけど。
ざっくり説明すると、息子(推し)に迫られて思い詰めた主人公が、会社をサボって電車を乗り過ごし、どこまでも電車に揺られていってしまう。推しから逃げるんです。大人の逃避行動。
で、温泉で命の洗濯をして、推しと改めて向き合う。
そしたら、主人公が「自分の行動に責任を持ちたい」って夫と息子との三者会談をすることになりまして……。
マジかよ、って私は思いましたね。
自分の行動に責任を持って、夫との離婚も視野に入れる。
春乃さん(主人公)、覚悟キマり過ぎ。
おいおいおいおい、これどうなるんだァ……? と思いながら最終話の執筆に取り掛かる。
そしたら、正嗣さん(夫)も「離婚は一度する。でも息子がだらしなかったら奪い返す」って言い出したんですよ。
なに、この人達……?? いや、書いてるの私なんですけど。作者を困惑させるんじゃない。
で、問題の結末。
主人公は離婚してバツイチ、一人暮らしに戻る。
でも、普通に元夫のパン屋さんに行って普通にパンを買うし、元夫と推しが火花を散らす三角関係エンド。
……。
……これ、レディコミの結末的に大丈夫なのかなあ……?
でも、キャラの論理に従うとこうなっちゃうんですよね。
(論理はあるけど倫理はかなぐり捨てている。誰が上手いこと言えと)
それに、自分の頭で考えた結果がこれなので、下手にコンテストに迎合して自分を曲げて、その結果、落選したらもう目も当てられないじゃないですか。
「これ、自分の作品じゃないな……」ってモヤついた結果、その自分とは別物の作品で引っかかりもしないって。後悔なんて言葉じゃ足りませんよ。
というわけで「いいやもうこれで行ったれ~~~!!!」って投稿。
最悪、受賞しなくても審査員の心に小骨ぶっ刺せたらいいや、って。
怒られそうな問題作のほうが案外人の心に残るもんですよ多分。
でも、それがランキングで思いの外に上位だったのでちょっと安心。
2月1日に完結したので、あとは下がっていくだけかもしれないけど。
少なくとも読者の皆さんが星を入れてくれたり読んでくださったことはわかったので、あとは座して結果を待つしかない。どうにでもなーれ。
箸か棒には引っかかればいいなあとは思うけど、もう手を離れたものは作品に頑張ってもらうしかないので。
ということで、今回の作品のネタバレ総括でした。
興味がありましたら目を通していただけますと幸い。
https://kakuyomu.jp/works/822139844002786764