皆さんは(って、皆さんと言うほどの人が読んでくれるかどうかもわからないのに、なんて書き出ししてんだよって突っ込まないでくださいねww)書きたくなるときのきっかけってなんでしょう。
面白い夢を見た。感動する話しを聞いた。この事を伝えたい。等々。色々な感情の琴線を弾かれて、じっとしていられなくなったとき。
私が小説を書きたくなったのは、無味乾燥な法律文書にあきがきたことと、これに色味をつけたら面白くなるという、妄想に浸ったからであります。
しかし、文章にして小説風になったものを冷静に見直すと、結構独りよがり、自己満足でつまらないものなんですよね。しかも折角書いたのだからという未練があって、悪文でもなかなか削ることができない。
モチベーションがググッと下がります。
そんなときは好きな音楽を聴き、美味い物を食べ、美術館に行き、それから自然を愛でる旅に出る。
そうすると自分の欠点が見えてきます。読者に行間を読めって強要してたな……とか。推敲を重ねているうちに削った文が頭に残っていて、すっかり説明してあるつもりになってたとか……。
そしてお風呂に入り、よく寝るとアイデアが湧き人物が歩き始めます。鬼と小夜はそうやってできました。
今回書きたくなったのは上村松園 の「雪女」に接したからです。それとカクヨムではベテランの皆さんが結構「5分」の短編に参加されているので、私も頑張ってみようと触発されました。
相変わらずスロースターターの赤雪ですが、おまけに今度は初めてのホラーにチャレンジです。
小泉八雲とは少し違う 近松門左衛門、雪女五枚羽子板からの上村松園が描く『雪女』
れいによって、全然恐くなくなりそうなので、化身に頼ります。
締め切りに間に合うように頑張りますので、どうぞ生暖かい目で読んでいただけると嬉しいです。