「とりあえず、これを読め」という、多くの人からお勧めの本を募っているエッセーがあったので、司馬遼太郎の「酔って候」をお勧めしてみたところ、本当に読まれて感想が書かれていた。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885275678/episodes/1177354054885344715何でもわたくし(目さん)が一番乗りだったとかで、義理を感じて読んでくれたらしい。私も読んだばかりで、これは面白いなあと思っていたのでたいへん嬉しい。
私も司馬遼太郎が苦手で、なぜこれほどかったるいテンポで、のろのろ話を進めるのだろうかと、かつては真剣に悩んだほどである。
しかし、他のひどい歴史小説や時代小説のたぐいを読んだ後で司馬遼太郎に戻ると、超高級、超高品質、超名文、超快適、超ためになる、と「超」を連続して超使わざるを得ないほどの超差を超感じるのであった。