提示する物語を描いていてみませんか?
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【企画の趣旨】
AI執筆が論争される中で、「人間とAI、どちらが優れているのか」という議論もありました。
比べられるなら比べてみたい。そう思ったことがきっかけです。
こんな思い付きに乗ってくれる作家さんはいらっしゃるでしょうか。
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順番が前後しますが、
長くなるため肝心の物語のプロローグは最後に記します。
(昼ごはん食べながら書いた駄文です、ミスがあれば見過ごしてください)
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【物語の進展】
・科された点数:200点(※ 変更可)
・ゲームの有効期間:2年(※ 変更可)
・はじめは、小さなポイント(ポイ捨てとか、万引きとか)で点数を稼ぐ。
・段々、犯罪への意識が薄れていく。
・犯罪との境界線(思っていたより点数の低い犯罪やその逆)
・主人公の良心・正義が薄れていく
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【媒体】
募集媒体については、カクヨムさん以外でも特に気にしません(小声)
カクヨム外の投稿サイトにあげられた作品については、Xでご連絡いただければ拝読いたします。
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【その他について】
・プロローグからでも途中からでも可
・キャラ名等の改変可
・企画主であるRINは、下記のストーリー原案について自由な使用を許可します。
ただし、参加作家様の作品には各自の著作権が存在します。
ないとは思いますが、万一、参加者さんの誰かが評価され、この話を出版されるということになっても「盗作だ」等と騒ぐことがないように、お願いいたします。その時は、称え合いましょうね。
※あくまで創作交流を目的としています。
以上、何かお気づきの点があればXの方でお願いいたします。
長くなりましたが、皆様の執筆ライフが実りあるものでありますように。
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【物語について】
タイトル:『代償ゲーム―俺の代わりに幸せになってくれ(○○版)』(※ 変更可)
プロローグ:
妹のアケミの病気が分かったのは4歳の頃だった。
10も歳が離れた俺にとってアケミは際限なく愛する妹だった。
大切な妹というより、もう我が子のような愛おしさだった。
アケミは12時間にも及ぶ大手術の末、快方に向かう――はずだった。
手術は成功した。だが、幼いアケミの身体への負担は大きく、意識だけが戻らなかった。
アケミが目を覚まさなくなってから、2年が経った。
父は多額の医療費と入院費のため、稼ぎの良い職に仕事を変えてから家でも仕事をする日が増えた。
母は精神的ショックで統合失調症を患った。
家から出ることができない日も多く、アケミの面会は学校帰りに俺がする。
アケミの痩せ細った腕を俺はただ、見つめることしかできない。
今朝、アケミが上がるはずだった小学校の門から日焼けした子供たちが出てくるのを見かけた。
それなのに、アケミの腕は真っ白だった。
「なあ、アケミ――夏も、もう終わっちまったよ」
風通しのために少し開けた窓の隙間から秋風が吹き込んだ。
その日の帰り、俺は毎日拝む神社の石段の前で紙切れを拾った。
風で飛ばされて足に引っかかったそれには、『幸せを分ける覚悟はあるか?』と書かれていた。
よりにもよって不快な字面を見てしまった、俺は紙切れを風に飛ばされたように手放した。
その瞬間、俺の前に奇妙な青年がしゃがみ込んでいた。
秋になるというのに、薄手の浴衣のような装いで、どこか異質さまで感じる青年から漂う空気に息を呑んだ。
そして、驚いたことに、青年の指先にはさっきの紙切れが摘まれていた。
「――ポイ捨ては、犯罪ポイント1点だよ」
青年のつぶやきに、関わってはならないタイプの人だと俺は確信した。
早足で歩みを進めたその背後で男の視線を感じた。
「あーあ、いいのかな。妹さんまだ目醒めないんでしょう?」
息を呑んだ。
それと同時に男が、なぜか俺のことも妹のことも、何もかも知っている予感がした。
「――な、なんで知ってるんですか」
俺は、微かに膝を震わせながら男の方を振り返った。
「だって俺、死神だし」
呼吸が荒くなるのを感じた。
ただの不審者ではないことを、彼の雰囲気が感じさせてしまう。
死神というなら、誰に何の用がある。俺の脳裏に真っ先に妹のことが浮かんだ。浮かんでしまった。
「――やめてくれ、妹だけは妹だけは連れて行かないでくれ」
男が本物の不審者であるなら、俺も不審者の仲間入りだ。
「……じゃさ、ゲームしようよ」
独り言のように男はボソリと呟いた。長い前髪の奥で口元が笑っているように見える。
「ゲーム?」
「君の幸せを妹さんに分けてあげるゲーム」
「は……?」
紙切れに書かれていた文言と同じだ。あれは、男のいうゲームのことだったのか。
「簡単だよ? 君は妹のために罪を犯すんだ」
「は? 意味が分かんねえんだけど」
男は前髪かき上げ、俺を見た。
端正な顔立ちに、鋭い目つきをしている。
「罪には行為に応じたポイントがついてる。期間内にポイントの合計点を稼げば見事、ゲームクリアとなる」
「――妹さんは?」
「もちろん、君がゲームを開始した時点で目を醒ます」
呑み込む唾に喉が鳴った。
「期間内に点数が稼げなければ?」
「ゲームオーバー」
俺の鼓動が音を立てていた。
「アケミが……死ぬってことか」
男は首を振った。
「何を言ってるの、死ぬのは君だよ。言ったでしょ――君の幸せを分けてあげてって」
「な……」
口の中が乾いて、声にならなかった。
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※本作はフィクションです。実際の犯罪行為を助長・推奨する意図は一切ありません。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「AIと人間、どちらが「物語」を描けるのか?」を選択してください。
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