「紅杉林檎」を含む小説

これは、「輝 晶故」（かがや しょうこ）という少女が奇病に苦しむ人生劇である。

時は不明。寒空の下に人だかりが出来た。胸元を裂かれ、臓物を露出した遺体が突如として町に現れた。そんな時、私にある一通の手紙が届く。中身はこれだ。「妖が放たれた」

これは、ある一夜のバンドライブを見た日から、バンドマンになりたいと思った。そんな、小さな動機で始めた僕が、未経験のギターで最高のギタリストになる話。

この世界には「異能力」と呼ばれる不思議な力があり、その力を生まれ持って産まれてくる人間と生まれ持ってない人間をそれぞれ【異能力者】と【無能力者】と呼ばれている。十年前は異能力者…

私は"何モノ"なんだろうか....