「カクヨムネクスト賞 ラブコメ/じれじれ」を含む小説

平凡な高校生男子の秋星（あきぼし）は、隣の席の美少女、峰塚（みねづか）に片想いをしていた。 自分なりに日々アプローチをかけるものの、峰塚の態度は未だに素っ気ないまま。 だが、峰塚…

一人暮らしをしている男子大学生の戸塚（とづか）は、ある日道端でテレビ局のディレクターだと名乗る男から声を掛けられる。 何でも男は、『サキュバス女子VS鉄壁男子』という番組のキャス…

「でね、昨日観た『馬シャーク』っていう映画が、超傑作だったの！　だって上半身が鮫で、下半身が馬の化け物なんだよ！？　そんなの最強に決まってるじゃん！」 「何だその小２男子が考えた…

「じ、実は私――ずっと理駆（りく）くんのことが好きだったのッ！」 「――！」 　とある放課後の校舎裏。 　俺は親友である宙（そら）の妹の、羽美（うみ）ちゃんから告白された。 　…

幽世にある反物屋の老舗「鬼反屋」。 主である麒麟の羽織を受け取りに行くことになった八咫烏。だがそこには彼に異常な執着を寄せる鬼の老店主が待ち構えている。 八咫烏はひなと共に店を…

「ごめんね下井（しもい）君、待った？」 「い、いや、俺も今来たとこだよ」 　文化祭当日。 　ドキドキしながら自分の教室の前で竜田（たつた）さんを待っていると、メイド服に身を包ん…

「ねえ筧（かけい）君、量子力学って知ってる？」 「え？」 　僕と榊（さかき）さん以外誰もいない、放課後の教室。 　日直だった僕たち二人は並んで黒板を拭いていたのだが、榊さんが唐…

俺が中学校に上がって間もない頃、元々身体が弱かった俺の母親が病気で他界してしまった。 まだ身体も心も未熟だった俺は、そのことが受け入れられず、寝ても覚めても常に真っ暗な闇の中にい…

俺と律（りつ）は高校に入学して間もない頃、お互いアニメオタクだったことがキッカケで親友になった。 毎日律と一緒にアニメの話題で盛り上がりながら下校する時間は、至福のひとときだった…

「ねえねえ冷川（ひやかわ）くん」 「ん？」 　高校のとある昼休み。 　隣の席の愛内（あいうち）さんが、いつもの朗らかな笑顔を浮かべながら話し掛けてきた。 　はて？ 「なんだい…

俺は持ちネタである「ブイブイヤッホー！」というギャグで、いつもクラスを沸かせている。 そんなある日の放課後。 廊下でこちらに向かって歩いて来る友達に、曲がり角の陰から不意打ちでブ…

どうも、作者の間咲正樹です！ 私はツンデレでヤンデレでドＳで黒髪ロングで巨乳で高身長で腐女子でクールビューティーなヒロインが大好きでなんです！！！！！！ だからこのお話を書きまし…

目が覚めるとそこは薄暗くて狭い倉庫のような場所だった。 そして私の横には同じテニス部の香苗（かなえ）先輩が寝ていた。 私と香苗先輩があまりに不可解な状況に困惑していると、部屋の隅…

オタクに優しいギャルがいるなら、オタクに優しいメスガキがいたっていいじゃないか――！

俺は学校の後輩であり、脳筋空手少女でもある熊谷（くまがい）から、何故か異様に懐かれている。 そんなある日、熊谷に好きな男がいるということが発覚し……！？

「もう別れよ、アタシたち」 「――！！」 　平凡な高校生男子の俺は、一週間前から付き合い始めたギャルの枢辺（くるるべ）さんから、唐突にそう告げられた。 　あまりに理不尽な展開に…

タイトルのままの内容です。

クラスメイトの巽（たつみ）さんから、ある日カセットテープを渡された下野（しもの）くん。 家に帰ってそのカセットテープを再生すると、巽さんの声で『きすがんくのもし』という謎のワード…

「実は俺は、NTR属性を持っているんだ！」 「…………ん？」 「俺は、NTRれることに快感を覚える、生粋のNTR男なんだよッ！！」 「先輩ッ！？！？」 　同じソフトテニス部の尊…

隠しておいた全科目赤点のテストが母さんに見付かってしまい、人生の終わりを覚悟した俺。 だが母さんはそんな俺に、『真剣ゼミ』という謎の家庭教師派遣会社から講師を雇った旨を告げてくる…