「まとの蛍…とは？」を含む小説

いつもと変わらない満員電車。そんなある日の電車内で、ごく普通の女子生徒・下重蛍は、たまたま後ろに立っていた転校生の女子生徒・佐々木綾音と出会う。

　茨屋さまから頒布された中大兄皇子アンソロジーの再録です。続き物にもなっている二篇を纏めました。 ✿第一話「いつかこの手を」 　乙巳の変の五年前。未来など知らず、無邪気に穏…

七年前、俺、折山(おりやま) 朔太郎(さくたろう)の家庭は、カルト教団に騙され家庭崩壊した。 幼くして親の借金を背負った俺は、ヤクザの西島という危険な男に身柄を押さえられ、借金…

　オレ……蛍沢 秋斗〈ほたるざわ あきと〉は、生意気な幼なじみの一学年上の逢坂 美怜〈おうさか みれい〉の挑発を受けて催眠アプリで、美怜を思い通りにするために〝催眠〟を掛けた………

　彼女が彼女と出会ったのは、桜が満開の季節だった。 　彼女と彼女が別れたのも、桜が満開の季節だった。 　そして、 　彼女と彼女が真実を知ったのは、五年後の――葉桜の季節だった。 …

(私を天に上げてください。 唯一になれなくてもいい。選んでなんて贅沢は言わない。 ただ、アナタの傍に在れる存在になりたい。 アナタから見えなくったって、いい。きらびやかな彼女達に…

おないりさまとおひなさまのお話

すっきりしない短編集です。どれが一番好きか教えてくださると嬉しいです。 ・「少女の哲学」　（幽霊のお話です） ・「イレーネのために」　（蛍のお話です） ・「変わったあなたを落とす…

恋人から別れ話をされた女の子。 涙を浮かべ悲しみに暮れて……その先に待っている真実とは。

世界には色んな人がいる。 そんなお母様の言葉を信じ続けた蛍。 自分のズレに気づきながら、それでも蛍はふんわり広がるドレスを着て、立派な洋館に住んでいる。 それは自分だけの醜い世…

艶やかな黒髪に、整った目鼻立ち。 スレンダーな体型に、長い脚。 そして、透き通るような白い肌。 彼女の名前は、早乙女蛍。 「小柄でかわいい顔をした君に、どんなモノがついているか…

「僕も『鼠』のように死すべき運命なのだろうか」 喪失の痛みを抱えた青年が、地図に載らない村に降り立つ。 限界集落・霞巫峰村。そこで出会った三人の少女とその母。 村に伝わる妖しい…

　小学六年生の女の子、高屋蛍は好きな男の子ができた。 　小説応募のために書いた作品です。

大学生である神使猫背は、同級生である蛍原ホタルから相談を受ける。曰く、「昼にドーナツを12個も食べているのに、全然太らない子」がいるらしい。 神出鬼没なその生徒からダイエットの秘…

Lは貧しい画家だった。 誰にも認められず、飢えと孤独に苛まれながら、それでも絵を描き続けていた。 ある寒い夜、彼は「黄昏の水晶の世界」に迷い込む。 そこには、蛍が舞う田園、穢れ…

主人公、白本　蛍(しらもと　ほたる)は普通の社会人男性だ。 ラノベやらマンガやらなどが好きで日々仕事に追われるどこにでもあるそんな一般男性。 しかしとある日、道すがらで連続殺人に…

お金持ちのおぼっちゃま、お嬢様が集う学校 『セント・マリア学園』。 だれもが憧れるエリート高校に入学したのは、 もちろんお嬢様のー… …ではなくて。 お嬢様要素は、…

学校で流行る願いが叶うおまじない。 試してみようとした女子生徒ではあったが、おまじないを不審に思った部活の先輩が阻止。 夕方その先輩は、おまじないの方法を最初に噂した張本人の所へ…

七体の龍が守護する国・七龍国（しちりゅうこく）。 その内の一体である青龍の伴侶に選ばれた和華（わか）の身代わりとして、青龍の元に嫁ぐことになった海音（みおん）だったが、輿入れの道…

僕は精神障碍者。社会復帰を目指して日々勉強中。そしてその生活の中で出会った人へ感謝を込めて。