殺し屋ＪＫに拉致られて密接距離で過ごす一時の話

　見知らぬ一室で目が覚めたあなた。目の前には女子高生らしきこれまた見知らぬ女の子。普段の日常から一変した突然の事態に慌てるあなたは、状況を把握しようと立ち上がる。だが女の子はあなたをソファに押し戻し、自分の話を聞くようにと耳元で囁く。それと同時に、あなたの首にはナイフの感触があった。

　彼女が言うには、あなたはちょっとした手違いで、裏社会の物騒な人々に身柄を追われることになってしまった。仮に捕まって無関係だと知られても、あなたは口封じに殺される、と。

　しかし彼女らの依頼主の方針で、一連の事が収まるまでの間、目の前の女の子があなたを保護することになった。ただし逃げ出そうとするならばその限りではなく、あなたは無傷では済まないだろう。

　これはミツキと名乗る殺し屋の女の子とあなたが、彼女の…続きを読む