3 殺し屋JKのからかい耳かき(左)

「オッケ、じゃまず左からしよっか。ごろんってして、ホラ死体みたいに転がるの」


「……あの今のは裏社会アピールキツかったなって言ってて自分でも思った。えっと、とにかく、横向いて」//冗談がスベった空気を照れ隠し気味にごまかす感じ


[位置:左、距離:近]


//SE:髪と布がこすれるような音。位置:後から右、距離:近から耳元


「耳かき棒入れるから、動かないでよ」


「おー良い感じに溜まってんね。ほじり甲斐あるわ~。じゃ浅めのトコからやってくねー」


//耳かき開始。” * ”のあるセリフの間はある程度自由な長さで耳かき音

//耳かき音の距離表示は省略します

//SE:耳かき音ループ 位置:左


//基本的に声量は囁き気味


「まだ浅めだけど、加減とかどう? 痛くない? ん、おっけー……」


*


「肩、力抜いて。緊張しないで。ほら、ゆーっくり息吸って」


//2秒を置く


「深呼吸ほどじゃなくていいから、ゆっくり呼吸するの」


//2秒間を置く


「ゆーっくり吐いて、肩の力抜いて」//「ゆーっくり吐いて」の所は息を吐くように


//4秒間を置く


「もっかいしとこっか。吸って」


//4秒間を置く


「吐いてー……」


//4秒間を置く


「少しリラックスしてきた?」


「ん、よろしい」


*


「それじゃあ、奥の方行くからね。じっとしててよー……」


*


//耳かき音一旦止まる


「……あれ、痛かった?」


//耳かき音再開


「あ分かった、奥掻かれるの気持ち良いんだ。どう? 当たってる?」


「んふふ、沈黙は肯定ってヤツよ……そっかそっかぁ」

//セリフ真ん中辺りで耳かき音再開


*//ここは他の間より少しだけ長い方が自然かも


「……そういえば私、男の人に耳かきするのって久々なんだよねー……」


「ううん、彼氏とかいたことないし。……んふふ、前にやったことある仕事でね、標的にやってあげたの。家出して行く当てがない子のフリして近づいて、そいつの家でね」


//SE:耳かきを抜く 位置:左


「……そ。それで、泊めてくれるお礼みたいなていで、ちょうどこういう体勢の時に……はぁ」//だんだん耳元に近づきながら 最後に息を吸う


「こっそーり取り出したナイフで、首元をこうやって……」//耳のすぐ側で囁き声 


//SE:肌を指でさするような音 位置:正面


「すぅーって……」//耳のすぐ側で囁き声


//SE:聞き手が驚いて体を身悶えさせるような音 位置:正面、距離:近


「んふふ、くすぐったかった?」


「あははごめんって。なんかぁ、気の抜けてぼーっとしてるあなたの顔見てたら、からかいたくなっちゃって」


「はー、じゃあ続きしよっか。……そんな目で見ないでよー、もうしないから」


「耳かきされて、ぼーってしてるあなたの顔、もっと見せてよ」//耳のすぐ側で囁き声

//SE:耳かき音 位置:左


*


//SE:耳かきを抜く 位置:左

//SE:耳かき音停止


「……うん、良い感じ。綺麗になったかな。じゃあ、仕上げに後ろのふわふわのやつをー……」


//SE:梵天の音開始 位置:左

//梵天の音の距離表示は省略


「ぐりぐりー……」


*//少し短め


「これ気持ち良いよねー……。んふふ、また表情ふにゃってなってきた。いいの、顔気取らないで。そうやってリラックスしてていいから。……そうそうそーそ、それでいいの」


*


//SE:梵天を抜く音 位置:左


「うん、これぐらいからな」


//耳吹き


「ンフフ、びっくりした? でもこれ、いいでしょ? 好き? ……じゃあもっと」


//耳吹き 短く二回、長く二回。


「ん! よし。左耳オシマイっ。次、右やるから、反対向いてー」


//SE:髪や布のこすれるような音 位置:左、距離:耳元

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