概要

這い寄る混沌(ニャルラトホテプ)今日は草むしり当番だぞ。ニャン(化物)
◎フォルダの奥にあった短編です。
たぶん、短期連載になります。

 ブラック企業での過酷な労働により、感情の起伏をどこかに置き忘れてしまった青年・廊川 竜胆(ろうがわ りんどう)。

 彼が亡き祖父から相続したのは、人里離れた山奥に佇む、広大だが古びた屋敷だった。

「……さて、片付けるか」

 意気揚々と遺品整理を始めた竜胆が、地下室の扉を開けた先で目にしたもの。

 それは、無数の瞳と触手を蠢かせ、見る者の正気を奪う「宇宙的恐怖(邪神)」たちの姿だった。

 だが、理不尽な上司に鍛え上げられた竜胆の精神(SAN値)は、もはや恐怖という概念を認識しない。

 彼は、宇宙の深淵から来た這い寄る混沌に対し、ごく自然に言い放った。

「家賃代わりに、明日の朝までに庭の草むしり、やっといて…続きを読む

おすすめレビュー

★で称える

書かれたレビューはまだありません

この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?

関連小説