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概要
あなたの記憶に、残りたかった。
“俺も好き”
その香りの中で、そう言われた瞬間、もう、恋が始まっていた。
――その”好き”は、私のものではなかった。
高校に上がる春、沈丁花の香りが立ち込める通学路で、紬は、朝倉先輩に出会う。
朝倉先輩には、薔薇の香りがする、彼女がいた。
恋人にはなれなくても、せめて、記憶に残りたい。
そう考えた紬は、一つの小さな選択をする。
数年後、沈丁花の香りが、また2人の足を止める。
2人はそれぞれ、別の花束を買った。
それぞれの、大切な人のために。
春の香りの中の、淡い恋心を描いた短編です。
その香りの中で、そう言われた瞬間、もう、恋が始まっていた。
――その”好き”は、私のものではなかった。
高校に上がる春、沈丁花の香りが立ち込める通学路で、紬は、朝倉先輩に出会う。
朝倉先輩には、薔薇の香りがする、彼女がいた。
恋人にはなれなくても、せめて、記憶に残りたい。
そう考えた紬は、一つの小さな選択をする。
数年後、沈丁花の香りが、また2人の足を止める。
2人はそれぞれ、別の花束を買った。
それぞれの、大切な人のために。
春の香りの中の、淡い恋心を描いた短編です。
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