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概要
王よ。お前が踏みしめているその大地は、すべて私の身体だ。
三十年前、私が唯一加護を与えた聖女エルタは、人間の王に裏切られ処刑された。
人間が人間を殺すことに、私は介入しない。そう決めて、私は耳を塞いだ。
だが今朝、沈黙は破られた。
大地が悲鳴を上げたのだ。震源は王都。
そこには、あってはならない脈動が混じっていた。
三十年前に死んだはずの、あの聖女の音。
――なるほど。介入しないと決めていたが、限度がある。
私がその気になれば、王都を地図から消すことなど、瞬き一つで済むのだから。
人間が人間を殺すことに、私は介入しない。そう決めて、私は耳を塞いだ。
だが今朝、沈黙は破られた。
大地が悲鳴を上げたのだ。震源は王都。
そこには、あってはならない脈動が混じっていた。
三十年前に死んだはずの、あの聖女の音。
――なるほど。介入しないと決めていたが、限度がある。
私がその気になれば、王都を地図から消すことなど、瞬き一つで済むのだから。
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