概要
ある日、玄関に頼んでいない荷物があった。置き配で破滅する人生……。
仕事から帰ると、玄関前に見覚えのない荷物が置き配されていた。宛名は自分。だが、注文した覚えはない。その置き配は翌日も、また翌日も届いた。開ける勇気はない。だが、無視することもできない。謎の置き配を遠ざけているつもりが、生活は静かに壊れていく——。現代に浸透しつつある置き配から始まる、心理サスペンスホラー。置き配、あなたの玄関にも届いていませんか?
貴重なお時間を割いて読んでいただき、ありがとうございます!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あなたが頼んでいない荷物。
「宛名は私。でも、身に覚えがない」
毎日届く謎の荷物をめぐる、13日間の記録。
箱を振った時の感触や耳を澄ませた時の秒針の音など、五感を刺激するリアルな描写が、日常的な風景を少しずつ異質なものへ変えていきます。
読んでいて、自分の手元にある箱の重みを想像しては、嫌な汗をかくような没入感がありました。
マンションの防犯カメラ、夜道ですれ違う大男、川に消える箱。
「面倒に巻き込まれたくない」というごく普通の心理が、もし誰かに計算されたものだとしたら──。
派手な演出よりも、スマートウォッチが淡々と告げる心拍数の上昇が、かえってリアルな恐怖を煽ります。
読み終えた後、玄関前の荷物を確認する指…続きを読む