概要
帝は、中を見たいとお望みだ。
「開けてはならぬ箱」を巡り、人が倒れた。
粟田の左大臣の邸で起きた怪異は、やがて帝の御前へ差し出される箱へと姿を変え、東三条の右大臣へ押しつけられる。
近衛少将・実弥は、その箱を扱う役目を負う。
助けを求めたのは、嵯峨野に隠棲する陰陽師・嵯峨殿。
彼は言う――
「箱は空だ」
少将は、彼の言葉と気配だけを頼りに、御前で箱に手をかける。
ブロマンスホラー、平成もののけ奇譚・第五弾。
粟田の左大臣の邸で起きた怪異は、やがて帝の御前へ差し出される箱へと姿を変え、東三条の右大臣へ押しつけられる。
近衛少将・実弥は、その箱を扱う役目を負う。
助けを求めたのは、嵯峨野に隠棲する陰陽師・嵯峨殿。
彼は言う――
「箱は空だ」
少将は、彼の言葉と気配だけを頼りに、御前で箱に手をかける。
ブロマンスホラー、平成もののけ奇譚・第五弾。