概要
「先輩、いま心臓の音聞こえました? ふふ、私の勝ちですね!」
「せーんぱいっ! 補給の時間ですよ!」
高校二年生の俺、桐生勇気(きりゅうゆうき)には、少しばかり……いや、かなり距離感のおかしい後輩がいる。
一学年下の星那美月(せなみづき)。
校内一のひまわりスマイルを振りまく彼女は、俺を見つけるなり背中にダイブし、当然のように恋人繋ぎをしてくる。
「星那、お前女子なんだからもう少し警戒心を持て」
「えー? 私がこんなに無防備なのは、世界で先輩の前だけですよ?」
そんな破壊力抜群の台詞を、彼女はあざとくもなく、太陽のような純粋さで言い放つのだ。
お人好しな性格が災いして、ついつい彼女を甘やかしてしまう俺。
だが、間接キスに真っ赤になったり、俺が他の女子と話していると、服の裾をぎゅっと掴んで「……めっ、です」と拗ねたり。
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