このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)
記憶をデータ化し、薪としてくべるしかない、凍てついた世界。初恋や団欒といった「いい思い出」なんかでは越せないほどの極寒の夜。そんな冷酷な真実を突きつけられ、主人公が手にしたのは、部屋の隅に置いてあった、ある記憶――極限状態で人を救うのは、どんな記憶だったのか。温度をも描き出す筆致によって、吐く息が白くなるような寒さを覚えます。どうぞ暖かくしてお読みください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(124文字)
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