元吹奏楽部員としてその発想は無かった。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(116文字)
――ホルンという楽器を知っていますか?ホルンは左手でキーを押さえ、右手を「ベル」の中に置いて演奏する。主人公が通う高校の吹奏楽部に、「お化けホルン」と呼ばれるホルンがある。そのホルンを吹くと、ベルの中で誰かが右手を触ってくるのだという。「小さくて指のほそい、たぶん女の子の手なんだって。先輩が言ってた」その先輩は一向に気にせず、お化けホルンを愛用していたらしい。お化けホルンは、とてもいい音が鳴ったそうだ――高校の音楽室。吹奏楽部。並んだ楽器。淡々と綴られつつ、臨場感あふれるブラスバンド・ホラー。お楽しみください。最後まで。
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