音の中に残るもの」

学校の吹奏楽部を舞台にしたホラー短編。
地味な日常の中で少しずつ異常が顔を出す構成が上手い。
ホルンという楽器の特徴を生かした怪談設定がリアルで、説明がなくても恐怖が伝わる。
ラストの余韻が静かに怖く、読後にぞくっとさせられる秀作。