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概要
強気な彼女の震える指先。銀色の包みに隠した、不器用な恋の告白。
「いい? 他の誰にもあげてない。――あんただけに、買ってきたんだから」
二月十四日。放課後の屋上。
凍えるような冬の風の中で待っていたのは、マフラーに顔を埋めたクラスメイトの朱音(あかね)だった。
不機嫌そうな言葉とは裏腹に、差し出された銀色の包み。
そして、僕の手をぎゅっと握りしめる彼女の指先は、驚くほど震えていて……。
「手作り」でも「可愛いラッピング」でもないけれど。
不器用な彼女が、たった一人に届けるために選んだ、世界で一番熱い一粒の物語。
二月十四日。放課後の屋上。
凍えるような冬の風の中で待っていたのは、マフラーに顔を埋めたクラスメイトの朱音(あかね)だった。
不機嫌そうな言葉とは裏腹に、差し出された銀色の包み。
そして、僕の手をぎゅっと握りしめる彼女の指先は、驚くほど震えていて……。
「手作り」でも「可愛いラッピング」でもないけれど。
不器用な彼女が、たった一人に届けるために選んだ、世界で一番熱い一粒の物語。
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