どんどんつるつるに、どんどんのっぺりとしていく最新機器たち。
しかしここに、その逆を行かんとする匠の技が炸裂する。
この作品に登場するユニークなデバイスの数々は、どれも意匠をこらした匠の技と最新の技術によるもの。
MADE IN JAPAN信者にはたまらない!
しかもただ日本製なだけでなく、『鯵型』は焼いて食べることができ、
『御札おふだ型』は八百万の神々が電波の送受信をサポート。
著者の溢れるアイデアが集結した、近未来SF世界。
この発想力は本当にすごい。
画一化されていく世界の中で、日本の伝統はここに息を吹き返し、新たな境地へ!
がんばれ日本!
とっても面白く読めます。
ぜひご一読ください。
スティーブ・ジョブスがアイフォンを発表してから二十年が経とうとしております。
そこから二十年。人間の価値観を変え、価値観を現実に変える技術を持つには十分すぎる時間に御座います。
そして、さらにそう遠くない未来に発売されるのであろうこちらが……
なんと料理できて食べれてしまうタブレット!!
何だそりゃ!!
何だそりゃ!!
何だそりゃ!! と、硬い頭で考えてしまっては新時代に取り残されるので御座います。
何せ今や、小判鮫の吸盤が耳に張り付いて、ハンズフリーで電話がかけられる時代!!
この物語からは紹介が漏れていたようですが、
クラゲ型タブレットは護身にも便利。
ハンマーヘッドシャーク型タブレットは日曜大工にもご利用できます!!
これぞニューエイジ! 新時代のイノベーション!!
……そして……
まあ、これまでのは半分は冗談だとしても、問題は後半の方なので御座います。
位牌型タブレット。
これ……割と本当に出てくるんじゃないかと思ったんですよ。
今やAIが人格化されてYouTuberになる時代ですよ!?
……亡くなった方と会話する。それこそ二十年前は「そんなバカな!」
と思っていた事でも、
今、これを「あり得ない」と言い切ることはできましょうか?
死者といつでも通話できる電話。
こんなものが出てきてしまったら、生とは!? 死とは!?
また概念が変わるぞ!?
その境界は曖昧になるぞ!!
一見シュールな作品に見えて、
そんな未来を覗き見た気がいたしました。
これはとんでもない作品ですよ!!
是非、ご一読を。
まずは発想力がすごいと感心させられた。
携帯電話の形は、時代と共に変化してきた。最初はコンバットでサンダース軍曹が使ってた無線機みたいなデカい形。それが小さくなって電話の子機くらいになって、次に二つ折りになった。ここまでがガラケー。
スマホになってからは形の変化はあまりない。せいぜい横に二つ折りのがあるけど、CMでしか見た事ない。
この作品では、スマホがさまざまな形に変化した未来を描いている。作者が目をつけたのは、メイド・イン・ジャパン。日本で日本の職人によって作られたあるモノ。
読みながら想像を逞しくして、ニヤニヤしてしまった。
おばあちゃんと孫との家族愛溢れるやりとりも素敵だ。“伝説の老いらくフォン”というタイトルも秀逸で言うことなし!
是非是非読んでみてください!
いやー、これは面白い。すばらしい作品でした。
物語は、孫の周人が枕元に置いていた手ぬぐいを洗ってしまったおばあちゃん喜代子から始まります。
「ばあちゃーん! それ手ぬぐいじゃないんだ、『tenugui』っていう最新スマホなんだよ!」 あわれtenuguiは、水没してお釈迦に。
んで、周人の新しいスマホを二人で買いに行くのですが、さすがニッポン! 匠が技巧を凝らした銘品ばかり! 災害時にはあぶって食べられる、え、どこ? 大分? まあいいや、「鯵型」フォンは、パカっと開くとディスプレーにw
しかし、いろいろある匠スマホの中でも、限定108台しか作られていない、伝説の老いらくホン(まあ、らくらくホンでしょう)が、なんとあの人の手に!
まあ、「手ぬぐい型で頭にも撒くのに、汗も拭くのに、なんで防水仕様じゃないんだよ。。」とか疑問はないでもないですが、そんなことはさておき、わくわくする和スマホの世界でした。
これ、お勧めです。
是非ご一読を。