男子トイレを盗撮した女
第1話
女「あれ、どうして警察じゃない人が取り調べするんですか?」
男「君の事件を聞いて気になったんだ。私は大学教授の佐藤だ。君はどうして男子トイレを盗撮なんてしたんだ?」
女「さぁ? どうしてだと思います?」
男「背徳感を感じたいためか?」
女「違います」
男「男が排泄する様子に興味があったのか?」
女「全くないです」
男「そもそも男性器に興味があったとか?」
女「私、普通に彼氏いますよ」
男「じゃあ、誰かに頼まれたのか?」
女「違います」
男「じゃあ、どうして女である君が男子トイレなんかを盗撮したりしたんだ?」
女「あなたと一緒ですよ」
男「……は?」
女「なぜ男は女子トイレを盗撮するのに、なぜ女は男子トイレを盗撮しないのかが気になったからです。だから、私が前例になることにしました」
男「狂ってる。それは盗撮された被害者の気持ちを弄んでるのと一緒だぞ」
女「本当の意味での被害者なんていませんよ」
男「何言ってるんだ?」
女「私のこと通報したの私の彼氏ですもん。彼氏とこういう話になって事件を起こせば、討論する人が増えるんじゃないかってことになったんです。なので、ニュースになった時点で私の勝ちです」
男「馬鹿げてる」
女「でも、私のニュース見た時ちょっと興奮しませんでした?」
男「……」
女「しましたよね? だって警察官でもないあなたが私の話を聞くためにわざわざここまで来たんですから」
男子トイレを盗撮した女 @hanashiro_himeka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます