概要
ただ見張っていただけの男が記した、存在しなかった災厄。
私は、監視を任されていただけの人間だった。
判断する権限は、最初から与えられていない。
罪人を収容し、予定通りに動かし、記録を残す。
それが私の仕事だった。
だが、ある日を境に刑務所では説明のつかない異変が起き始める。
そしてその出来事は、記録されず、存在しなかったことにされた。
これは、何もしなかった者の罪と、
見なかったことにされた災厄の物語である。
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