概要
「なら、クイズをしましょうか」
と、言われて始まった、『彼女の正体』を当てる十日間のクイズ。
果たして彼女は何者なのか、僕は彼女の正体を当てられるのか。
二人ぼっちの、青春✕現代ドラマ✕少しミステリー
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!すべては憶測、だけどタイトルだけが真実
人生を四つに分けた一番最初が、青春なわけですが、その為何かと間違えたり、迷ったりしてしまうものですよね。
大人と呼ばれる年齢になってから、当時のことを思い出して、恥ずかしさに床を転げまわったことのある人は、少なくないと思います。
ぱっと見、奇妙なタイトルのこの作品。
まさに青春の最中、名も知らぬ少女との出会いと、駆け引きを通して、主人公は様々なことを考え、思いを馳せるのです。
甘酸っぱい記憶?
そんな言葉で足りてしまうならば、きっと貴方はまだ青春の中にいるのでしょう。
憶測、駆け引き、そこからの答え。
でも、すべての真実は、このタイトルに最初から描かれていました。
ご一読ください。 - ★★★ Excellent!!!青春時代の切ない思い出
雰囲気がとてもいい作品でした。
タイトルに違和感があったんですが、最後まで読んで、「あ、そういうことか」と腑に落ちました。
なので、最後まで読んだ方がいいです。
さて、この作品がどういう物語か、ざっくりと説明します。
季節は夏、主人公は祖母の葬式のため、田舎に訪れていました。
海が見える道路を歩いていると、バス停のベンチに、髪の長い女の子がいるのを発見します。
彼女は不思議な子であの海である少女が溺死したという話を唐突に語ってきます。
いったいこの少女は何者なのか?
主人公は「君、この辺の子?」と質問しますが、少女はまともに答えません。
すると彼女はいき…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ゾワ~ッと身体中に響き渡る余韻。「謎解き」と「小説」の奇跡の融合!!
レビューに何から書いたらいいのか分からないのですが、とにかく凄いです。余韻が凄まじいです。前知識一切なしで読んでいただきたい作品です。
なので以下の内容はできれば読まずに本編に入ってほしいのですが、一応拝読した感想をここに残させていただきます。
本来なら文学系が受賞するはずのカクヨム甲子園において「あの作品」で選出された時点で餡団子様の実力は証明されているのですが、本作はその描写力と構成力が完璧にマッチしています。
ミステリはミステリである以前に小説である、ということを再認識させられました。探偵が推理した内容をペラペラ語るというのももちろん良いのですが、本作においては「推理す…続きを読む