『クリスマス』に囚われてる人に言いたいこと。

押羽たまこ

ハレルヤ…☆^-^☆

 この時期になると、カクヨムのあちこちで『クリスマス』に囚われている方たちのエッセイなどが目につきます。


 クリスマスに限らず、お正月、オリンピックなど、国や世界全体がお祭り騒ぎになる時期に疎外感をいだき、


「じ、自分は平気だもん! 寂しくなんかないもん! クリスマスがなによ! そんなもの、なくたって生きていけるもん! ばっかじゃないの!」


 そんなふうにイキって発言するひとが多くみられるような気がします。

 しかし、そうやってイキるほど『クリスマス』に囚われている証拠でもありますよね?


 そんなかたたちに、おせっかいですが、ひとこと言いたくてエッセイを書きます。



     *



 私は、イキっているわけでもなく、ひとりが好きな人間なのでクリスマスもしませんし、クリスマスグッズを部屋に飾ったりもしません。

 でも、今日は、なんとなく〈気分〉だったので、クリスマスソングを朝から流しています。

 ケーキやチキンは、クリスマス時期に「自分が食べたい気分」だったら買うし、食べたくなかったら買いません。


 クリスマスが楽しくて‘わくわく’してたのは、小学生のころまでかもしれません。

 

 いまは、ほんとうにどうでもよくて…。


 それには、たぶん、理由があって。


 以前、ホテルで働いていたので、クリスマス時期からお正月にかけては〈戦争〉でした。もちろん休めるはずもなく、その時は戦士のような気分で働いていたと思います。(ま、それもなんだかんだ楽しかったんですけどね。仲間と働く連帯感が感じられて…)


 で。それを毎年やってたら、いつのまにか「クリスマスは戦争する日」になっていて、条件反射的に身がひきしまるというか…いまは、のんびりしてるので、「ああ、あのときは大変だったなぁ…」と感慨もひとしおです。


 つまり、私のクリスマスはそんな気分になる日、なのですね。


 どうでもいい。


 でもね。

 

 ふと、ニュース番組などで世界中の子供たちが笑っている姿をみると、クリスマスがこの世にあることの意味を感じます。


「ひとはずいぶんと素敵なイベントをつくったものだなぁ」と。


 この日は、ロシアもウクライナも、同じようにみんな笑ってるのだろうか?

 そう思うと、不思議な気分にもなります。


 日本のクリスマスは、『お祭り騒ぎが大好きな日本人が、イエスキリストの誕生日に便乗して宗教なんかそっちのけで盛り上がるイベント』と化していますが――世界では、もっと厳かで、根深くて、人々の精神とむすびついた美しいイベントなのだろうと想像します。


 でも、日本人にとっては、ハロウィンと同じぐらい浅くて薄くてばかばかしいほどにどうでもいいイベントだと思いますので、どうか、疎外感など抱かないでいただきたい。


 日本人が精神的に結びついているのは、お正月の初もうでのほうだと思うので、そっちに意識を集中させてみてはどうでしょう?


 ま、どっちにしても、私は初もうでもしませんけど、ね。

 お正月も〈戦争〉だったので。w


 てなことで、私は、ひとり、クリスマスソングをBGMに小説を書きまーす。


 最後に、クリスマスに聴く私のおすすめソングを紹介して終わりまーす。



① KIDS BOSSA(キッズ・ボッサ)『Happy Christmas』

  女性シンガーと舌足らずな男の子が歌う、ボサノバ風クリスマスソング。

  めちゃ、癒されます。

  男の子の、ちょっとトーンがはずれた感じの歌声がかわいいの!

  

② カーペンターズ『アベマリア』『主はうまれたまいぬ』

  歌声も、メロディも、ただただ美しいです。泣けます。癒されます。

  カレン・カーペンターの歌声は世界の宝ですね…。


  気になる方は、検索してみてください。

 

  

  ではでは、そいうことで。



  メリークリスマスー ☆^-^☆






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『クリスマス』に囚われてる人に言いたいこと。 押羽たまこ @ipvfuo9303

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