寒い朝には卵をどうぞ

新巻へもん

たまご

 ども。

 新巻へもんです。


 お肉240グラムが抽選で当たる。

 この令和の物価高にありがたいイベントが始まりました。

 まあ、ぶっちゃけね、家で肉を焼いてもあんまり上手くいかないんですよ。

 焼肉屋の無煙ロースターがそれだけ優秀ってことなんでしょうね。

 とはいえ、お高いお肉が頂けるというチャンスは無駄にしてはいけません。

 で、抽選に参加するにはカクヨムコンコンテスト11に参加している作品を25日から12日間毎日1エピソードずつ投稿する必要があります。

 新巻は既に長編を週3日投稿しているので、5日分はクリアしている状況です。

 残りは7日。

 何か書くか。

 そう思いましたがちょっと色々と思わしくないんですよね。

 主に仕事と体調と家事で。

 ということで長編の更新日をずらすことにしました。

 ただ、それだけだと日数がちょっと不足しそうなので、お題フェス「卵」にエッセイで参加しようと思います。

 最初はね、なにか物語を書こうかなとも考えたんですよ。

 ある日突然卵を産んでしまった男の話とかそんな感じのホラーか不条理な現代ドラマ。

 まあ、でもしんどいなってことでお気楽にエッセイです。

 というわけで卵に関することをだらだら書いていきます。

 たまご、たまご、たまご。

 まずは鶏卵から。

 

 鶏卵は優秀な食材ですね。

 たんぱく質を豊富に含みますし、価格も安い。

 しかも日本で流通している卵は生食もできます。

 米に卵を割り入れて醤油を垂らしてかき混ぜるだけで出来上がる卵かけごはん。

 さっと食べることができるので朝食にピッタリです。

 ただ、この時期これだけだとちょっと冷たいかもしれません。

 そんな時は新巻はひと工夫して食べています。

 鍋に1センチほど水を入れて醤油を垂らしお湯を沸かして卵を割り入れます。

 生卵は白身のどろんとしてところが嫌という方は、箸で鍋の中の白身を部分を混ぜ混ぜすると半熟になって食べやすくなります。

 すぐに火を止めてご飯にかけてかき混ぜれば温かい雑炊風の卵かけごはんが完成。

 最近は朝食を食べない人が多いそうですけども、新巻は朝食を食べて頭を覚醒させます。

 新巻は朝に小説を執筆しているのですが、それなりに筆が進むのは朝食を食べているからだと信じています。

 温かい雑炊風の卵かけごはんならお腹も温まりますし、なんか元気がみなぎる気もしますね。

 それで1食30円ぐらいです。

 安い!

 思わず昔秋葉原の路地にいた人たちのように裏返った声で叫びそうです。

 多少はお金に余裕がある方は醤油を出し入りのめんつゆにしてもいいと思います。

 あさつきを散らすと一層雑炊感が出る上に青物が取れてさらに栄養バランスが良くなるでしょう。

 ちょっと寝坊気味の朝でも卵があればすぐ食べられます。

 パン食ならベーコンエッグもいいですけど時間もかかるし洗い物が増えるのがね。

 茹で卵もいいのだけど殻をむくのが面倒で。

 食事ではないですが、卵を使った温かいものだと卵酒というのがありますね。

 風邪の引き始めにいいというのも栄養価が高く消化もいいからでしょう。

 ぽかぽかと体が温まって良いです。

 昔は卵は病気のときしか食べられなかったとも聞きますね。

 江戸時代では卵料理はご馳走だつたとか。

 安定的に清浄な卵を食べられることに感謝したいと思います。


 で、次の卵ってことで魚卵に移りましょうか。

 こちらは高級食材なことが多いですね。

 お正月の時期だとまずは数の子。

 鰊の卵です。

 ポリポリとした食感が売りですね。

 日本酒のアテに良く合いますが、ワインと一緒だと謎のえぐみが出ます。

 あ、数の子の薄皮まだ剥いてないや。

 あと2日あるからなんとかなる。なるか?

 レッツ現実逃避。

 しゃけの卵がいくら。

 古来からの日本語っぽい顔をしてますが、もとはロシア語です。

 誰かのエッセイでトーストに山のようないくらを乗せてむしゃむしゃ食べるロシア人の話を読んだ記憶があります。

 武田百合子さんか、米原万里さんか。

 1度試してみようと思いつつまだやってません。

 ロシア繋がりで次はキャビア。

 えー、新巻は味が分かるほどの量を食べたことがありません。

 以上。

 グラム当たりの価格がキャビアと同じようにお高い魚卵としては、カラスミがあります。

 バリエーションがあるようですが主にぼらの卵を加工するものですね。

 ねっとりとした舌触りと旨みがたまりません。

 少量でもしっかり風味が感じられます。

 ちみちみと日本酒と合わせても、クリームパスタにしても良し。

 新巻はウニと合わせた商品を年1回の贅沢として買っていたのですが、取扱い店が無くなってしまいました。

 送料込みだと手が出ないので今年は断念かなあ。

 お財布に優しい魚卵としてはプチプチした食感のトビッコがあります。

 その名の通りトビウオの卵。

 粒が小さく身も固めのため食後しばらくして口の中から出てきて驚くのは数の子と一緒ですね。

 蟹の卵は状態によって内子と外子と呼び名が変わります。

 どちらも美味いは美味いんだけど、新巻にはぼんやりした味の印象でした。

 海老の卵は食べ物では珍しい青緑色をしています。

 強烈な色の割には味は割と淡泊だったような。

 あまり記憶に残ってません。

 他に何があるかな?

 ああ、カレイも卵を食べますね。

 煮付けにして身と一緒に味付けするのであまり卵という感じはないですけど。

 厳密には卵ではないですが、雲丹はウニの卵巣だな。

 生き物としての個体名がそのまま体の一部分の食材の名になっています。

 こうやって考えると色んな卵を食べていますね。

 あ、河豚の卵は食べたことないな。

 猛毒であるテトロドトキシンを含む河豚の卵巣ですが、糠漬けにすると毒が分解されるらしいです。

 なんと現代でもその作用機序は解明されていないとか。

 ちょっと食べる勇気がでないですね。

 まあ、卵を食べすぎると痛風という別の地獄もありますのでほどほどにしましょうね。


 おっと、よく見たらキャンペーンは短編は対象外なのか。

 まあ、書いちゃったし投稿しよ。


 ではでは。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

寒い朝には卵をどうぞ 新巻へもん @shakesama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画