概要
帰り道を探すだけで、世界が揺れ始めた。
タクミは異世界に迷い込んで、十年が経った。
仲間はおらず、言葉は今もカタコトのまま。
武器は拾った棍棒ひとつ。
帰り道は、まだ見つかっていない。
それでも気づいたら、街に居場所ができていた。
名前を呼んでくれる人が、できた。
だが、男は帰るのを諦めない。
なのにどうして、こんなに失いたくないものが増えてしまったのか。
棍棒ひとつで迷宮を往く、帰り道を探す男の話
仲間はおらず、言葉は今もカタコトのまま。
武器は拾った棍棒ひとつ。
帰り道は、まだ見つかっていない。
それでも気づいたら、街に居場所ができていた。
名前を呼んでくれる人が、できた。
だが、男は帰るのを諦めない。
なのにどうして、こんなに失いたくないものが増えてしまったのか。
棍棒ひとつで迷宮を往く、帰り道を探す男の話
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!棍棒一本に宿る、強さと優しさの物語
この作品は、棍棒ひとつで迷宮を進む主人公タクミの、圧倒的な強さと静かな優しさが印象に残る作品だと思います。
特に序盤で、迷宮の中で命を落とした若い冒険者の遺体を見つけ、危険を承知で仲間のもとへ運び帰る場面が印象的でした。
魔物を一撃で叩き潰す強さだけでなく、死者を置き去りにしない行動によって、タクミという人物の根の部分が自然と伝わってきます。
単なる最強主人公ものではなく、異世界で十年を過ごした男の孤独や、人とのつながりも少しずつ見えてくる物語です。
まだ序盤までの紹介ですが、この先、迷宮の謎とタクミ自身の行き先がどう描かれていくのか気になる作品です。