痛々しく陰鬱な少女の語りで始まる本作。暗く重い描写を打ち破ったのは、ピアスいっぱいでタバコを吸っている、大人のお姉さん。彼女が登場した瞬間、ばぁーっと世界が色づく感覚に襲われ、そこから作品の世界がまざまざと目の前に広がって映し出される不思議を見ました。恋か憧れか、同情か憐れみか。そんな区別もつかない少女の危うさと、それをそっと包む優しさ。痛々しくて瑞々しい、短いながらも満足感いっぱいの作品でした。個人的に…辞書がとてもいい!!憎いほどいいアイテムでした!素敵!
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