概要

音を鳴らすことは、生きることだった。
音に救われたことのある、あなたへ。

これは、 居場所を失い、それでも「音」だけを信じた少女が、 バンドと出会い、 やがて“世界”と呼ばれる場所へ辿り着くまでの物語。

主人公・遥は、 ライブハウスの片隅で、 一人、音にしがみつくように生きていた。
彼女はまだ何者でもなく、 ただの「音楽が好きな女の子」だった。

けれど、 誰にも見せない夜の練習、 誰にも言えない孤独、 誰にも触れられない想いが、 少しずつ、確かに“音”になっていく。

これは、 才能や奇跡の物語ではない。 壊れそうな心で、 それでも音を鳴らし続けた人たちの、 喪失と再生の記録。

――音を鳴らすことは、生きることだった。

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