【短編版】スラム街の道具修理屋、厄介な客はお断りなのに下心のせいで世界を直すハメになる

王都のスラム街で「よろず屋クロノ修理工房」を営む男、クロノ・ギアハルト。
元・天才時計技師にして国一番の錬金術師だった彼は
あらゆる物を新品同様に戻すチートスキル【因果修復（クロック・バック）】を持っていたのだが
その腕を「ガラクタ修理」と「熟女鑑賞」に費やす日々を送っていた。

そんなある日、公爵令嬢シルヴィアから「呪われた母を救って」という依頼が舞い込む。
国を揺るがす陰謀？ 王宮への反逆？ 「割に合わない」と断ろうとしたクロノだったが――
ターゲットである母親（34歳・美しき未亡人）の写真を見た瞬間、彼の運命（と性癖）の歯車が狂い出す！

「……美しい。この憂いを帯びた目じり、完璧だ」
「訂正しよう。これは義務だ。彼女は俺の『義妻（ぎさい）』となる人だ！」
「……は？（依頼人困惑）」
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