筆名由来の話
榊琉那@Cat on the Roof
榊琉那に至るまで
一部、どこかで書いた記憶もありますが、改めて筆名由来についてまとめようかなと思います。大した事は書きませんので、興味の無い方は、ここでUターンしてもらって結構です。
まず『榊』から。これはそれ程深い意味はありません。一時期、一文字の名字がいいなと思っていた、それだけです。(但し、如何にも中華系や韓流を感じさせるものは除く)例えば『神』とか。実際に大学の同級生にこの名字の人はいたんです。でも自己紹介の時に困る事が多いと言っていたなぁ。じゃあ、それ以外は?と考えて思いついたのが『榊』です。これは響きもいい感じで気に入ったので、採用しました。ネットデビューの時には、これを開いた『SAKAKI』の名前を使っています。ですから、この筆名との付き合いは非常に長いものとなっています。
そして『琉那』について。これもそこそこ長く使っています。特にゲーム関連では、『luna』を組み入れる事が多いです。(例外もありますが)
要するに、昔から月に関するものに興味があるというか、好きなんですよね。子供の頃からですので、好きになったはっきりとした理由は覚えていません。もしかしたら、前世からの因縁かもしれませんし。(それはない)
ただ、太陽神でもあるアマテラスよりも月の神であるツクヨミに惹かれていたのは事実です。派手に行動するよりは、大人しく慎み深く過ごす方が好きだったのも理由かもしれません。
そして自分自身が好きで影響を受けたグループもまた、月の名前が付いていました。そのグループ名は『新●月』といいます。全盛期を体験する事は出来ませんでしたが、解散して25年後の奇蹟の再結成の時にはライブを見ています。特に『鬼』という曲には多大なる影響を受けています。
https://www.youtube.com/watch?v=RU9hnzd-QWY
いつもの通り、寄り道をしました。今回はすぐに軌道修正しますので。
『琉那』の直接の由来ですが、実はピンクフロイドの有名なアルバムの曲の一節から拝借させていただきました。プログレッシブロックだけでなく、70年代のロックを代表する1枚ともいえる彼らの代表作の一つである『狂気』。コンセプトアルバムでもあるこのアルバムの、最後の方にある『Brain Damage』という曲。難解な歌詞の曲ですが、その中の一節に衝撃を受けました。(普段は洋楽の歌詞は気にしないタイプですが、たまたま詳細に解説している特集記事を見たんです)
The lunatic is in my head
野原にいたはずの狂人が、建物の中に現れ、そして自分の頭の中を支配する。
色々な解釈が出来ますが、直訳だけでは理解出来ないですね。『狂気』というアルバムは、人の一生をテーマにしたような、そしてその『狂気』の部分を『月』に準えたような、そんなイメージがあります。
自分としては、曲の好みからすると『原子心母』が好きですが、トータル的な完成度からいうと、やはり『狂気』に軍配が上がるかなと。兎に角、そのままルナティックを使うのは何ですけど、ルナなら使えるんじゃないかと思った次第です。そして『狂気』の原題である『The Dark Side of the Moon』ですが、これを直訳したものを自分のブログで使っていたりもしています。何だかんだで好きなんだなぁと。
メインの理由は以上ですが、実は他にもサブ的な理由もあったりします。それが、夢幻というグループの『Sinfonia della Luna』というアルバムです。インディーズからの発売ですが、非常に完成度が高く、人気のある1枚です。現在は入手困難ですが、Youtubeにて全曲を聴くことが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=7K7qSSpDPTk&t=2794s
曲も素晴らしいですが、(一部ボーカルが弱いのが残念)何よりモローの絵のジャケットに惚れて、CDを捜したっけなぁ。懐かしい思い出です。影の部分を持つ月の女神は、絵になりそうでいいなと単純に思ったんです。(結局、オリジナルのアナログ盤も探して買う位に好きなんですよね)
そして、ローマ字のlunaよりも漢字を当てた方がいいなと判断し、どれがいいのかと考えたわけです。出来るだけ他で見ないようなものにしたいと。そして思いついたのが、琉球の『琉』と那覇の『那』の組み合わせ。その時に沖縄のロックが頭に浮かびました。
https://www.youtube.com/watch?v=LrrMpyyCRMI
https://www.youtube.com/watch?v=9kPMgtUbBEc
https://www.youtube.com/watch?v=nFJ0lgdHx6k
https://www.youtube.com/watch?v=AudAtqaruGE
勿論、こんな大袈裟ではないですが。そういった経緯もあり、この筆名に至ったわけです。3行で説明出来る事をここまで大袈裟に語ってしまい、申し訳ありません。
個人的には気に入っていますし、これからも使い続けるとは思います。名前負けしない様にとは思っていますが、それは無理かな。まぁ実物を見た人からすれば、「何だこいつ?」状態でしょうしね。ご清聴ありがとうございました。
And everything under the sun is in tune (everything)
But the sun is eclipsed by the moon
(ピンクフロイド『狂気』ラストナンバー『Eclipse』より)
筆名由来の話 榊琉那@Cat on the Roof @4574
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます