イノベーションを起こすものは……
- ★★★ Excellent!!!
かつて、人々の興味を「信仰」から「科学」へと変えたのは、黒死病の存在だった。
それいらいイギリスをはじめとして、機械化が進み、人々の生活が変わる。
ベルは、遠くはなれた人間との会話を可能にし、
ワットは、ただ寝るだけだった「夜」という概念を変えた。
そしてアメリカでとある兄弟が空を飛んだ。
2001年、アメリカの貿易ビルに飛行機が衝突し、人々は世界で今、何が起きているのか興味を持ち、それで開かれたのが「インターネット」という扉だ。
2020年、疫病が蔓延。人々は外出自粛を迫られ、面と向かって話すことを禁じられた。
繋がらない電話。対応してくれない相談相手。それで生まれたのが、AIである。
とまあ、非常に長いマクラになったが、
人が何かを成す。文明とは言わないが、イノベーションを起こすのには、それなりのエネルギーが背景にあったということだ。
この作家先生の場合はまずは「お願い、ティーチャー」というアニメだったのだという。
それで「WinM X」と、先生は出会った。
さらに容量が足りなくなると外付けハードディスクを購入するようになり、ついには自作PCという領域まで手を伸ばしてしまう。
そして、ニコニコ。初音ミクの登場。それまで、会話の相手は地元の友達だったのが、ネットを通じて世界中の同志たちに。
そしてついに「君の名は」上演。アニメオタクと、一般人のボーダーは無くなった。
その人を形成するのは、歴史である。
それは、文化の成り立ちに当てはまる。
機会に弱い私でも、十分に楽しめました。
ぜひ、ご一読を。