一人の少女に執着した狼の愛は重く、狂気に満ちた闇そのものであった
- ★★★ Excellent!!!
ある日、祖母の家に向っていた赤ずきんの少女。
近道をするために森を通ると、樹の幹にもたれて座っていた綺麗な青年と出会う。
少女は青年に怯えたが、彼は少女を怖がらせちゃったお詫びにとっておきの秘密の花園へ案内する。優しくしてくれる青年に心を開く少女。彼が狼だと知っても、少女は誰にも言わないと約束し、狼は少女を愛する気持ちがどんどん強くなります。
ですが、永遠を生きる狼と人間の少女。
2人が一生過ごすことは難しかったのです。
そして、狼は幼き日の少女に執着し、その思いは狂気へ変わり……
幼き少女を愛することに執着した狼の狂気に満ちたお話。
皆様も是非読んで見てください。