それは、青い春を過ぎた頃にやって来た春
- ★★★ Excellent!!!
橘 綾斗は、十年前のある夏の日の出来事を時折思い出す。それは夢という曖昧な場所だったり、彼の中の思い出の記憶だったり。
『ハルにあいたい』
その強い"思い"だけは確かで。
いつまでも綾斗の中で消えずにいた。
社会人として働く日々、そんな中、隣の部屋にひとりの青年が引っ越してきて―――。
胸を締め付けられるような『心の叫び』、逃げ出したくなるような『強い感情』、そしてあたたかい『ひだまり』を感じる文章がたまらなく好きです。綾斗と春也。思い出の中の少年、ハル。この出会いは偶然か、それとも?
ひょんなことから『朝ごはんフレンド』となったふたり。一緒に朝ごはんを食べるだけの関係が、どう変化していくのか楽しみです♪
綾斗は気付いてなさそうですが、おそらく……そういうことなのだと、察して拝読させていただいております。先の展開がめちゃくちゃ気になるBL作品に出会ってしまいました。
年下×年上が好きな方はぜひ!!