概要
建武の新政、累卵の危うきにあり。今ひとたび、立ち上がれ──楠木正成
建武の新政は累卵の危うきにあった。足利尊氏は叛し、鎌倉から東海道を西進、新田義貞を破り、京を落とす。後醍醐天皇は比叡山へと落ちのびる。二十四万騎を擁する尊氏を前に、建武政権は京を奪われたままなのか。しかし――後醍醐陣営の楠木正成が、動き出す。京を取り戻すために。
京を奪った足利尊氏を、九州へと追い落とした男とその戦いの物語。
京を奪った足利尊氏を、九州へと追い落とした男とその戦いの物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!🏯⚔️京をめぐる冬の決戦――建武の新政が揺らぐ中で立つ二人の英雄🔥🌙
『建武の冬 ~足利尊氏、京を落とし、楠木正成と戦う~』は、教科書では語りきれない“歴史の熱”と、それぞれの正義がぶつかる瞬間を、コンパクトかつ濃密に味わえる歴史ドラマです🏯⚔️
建武の新政が「累卵の危うき」にある中、足利尊氏が鎌倉から東海道を西進し、新田義貞を破って京を落とし、後醍醐天皇が比叡山へと逃れる――という、大きな歴史のうねりが、簡潔ながらも臨場感をもって描かれています🏇🌪️
特に印象的なのは、楠木正成の立ち位置の描き方です🛡️🌲
尊氏二十四万騎という圧倒的戦力を前にしても、なお戦略と胆力で活路を探ろうとする姿は、史実を知っていても胸が熱くなります💥🔥
また、尊氏を一方的な「…続きを読む - ★★★ Excellent!!!累卵=積み重ねた卵(食べ物で遊んではいけません!)
【累卵】(るいらん):積み重ねたたまご。危険なことのたとえ。〔史・范雎伝〕秦王之国ハ、於累卵ヨリ危シ(角川新字源 改訂新版より)
「カクヨムコンテスト11【短編】」の恒例企画、「お題フェス」。第二回のお題は「卵」という身近なもので、書き手の皆様は、生命の元や料理の素材など、様々な「卵」の作品をものしていらっしゃいます。
一方私の関心は、数々の歴史物を書いておられる四谷氏が、どんな「卵」の扱い方をされるのかにありました。
卵から生まれた、あるいは卵を産んだ歴史上の人物はあまり多くないと思いますので、なら食材としての卵を描くのか、ついに歴史グルメのジャンルに手を広げるのか、などと勝手に想…続きを読む