10月8日

 秋空の茜色に手を伸ばしたくなる季節になりました。私の働く小学校でも遠足の時期になってきました。

 遠足にも色々準備がありまして。「あれも必要、これも必要」なんてせっせと働いております。そしたらですよ。本棚の奥の方にひっそ~りと潜んでいた、昔の日記をたまたま見つけちゃいました。恐ろしいことに人は単純なものです。ティーンエイジャー時代の日記を見つけた日には、時間なんてあっという間に溶けていっちゃいます。郷愁と恥じらいに駆られ、1ページ、また1ページと捲っていればあら大変。夕日がこちらをジーっと見つめているんです。時の流れというものを年々痛感しております。

 2つしかバツ印のついていない今日のToDoリストからは一先ず目を背け、懐かしいついでに少し日記を書いてみることにしました。本当に懐かしいです。あれからどれくらい経ったんでしょうか? この頃は色々ありましたから。

 え? 何があったか気になりますか? そうですかそうですか。では少し抜粋する形にはなりますが、あなたにもお見せしましょう。


 私たちの飴色の青春物語を。

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雨上がりの点鬼簿 こはく @kohaku17

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