近所に家が建つ！たった一つの「空き地」を巡る噂話

第1話

長いこと空き地だった土地に、ついに一軒家が建ち始めました。

ご近所さんの話題は、もちろん「誰がこの土地を買ったか」で持ちきり！

【ご近所会議の推理】

推理される人根拠（目撃情報）

近所のTさん「Tさんが工事の土を車に積み込んでた！」

道向かいのKさん「K奥さんが現場で大工さんと話し込んでた！」

向かいのSさん「Sさんが道路と空き地の境を掃除していた！」

真相実際は、宅地業者が買い取って

「建売住宅」として販売する、というものでした。

Tさん：工事で掘った余分な土を分けてもらっただけ。

K奥さん：現場横に積み上げられていた端材を貰っただけ。

Sさん：現場だけでなく、通り沿い全部を掃除していただけ。

根拠にもならない些細な行動だけで、三家とも「土地持ち」にされて大騒ぎ。

みんな、いい迷惑です（笑）。

人の噂って、こういう風に作られるんですね…！

田舎のご近所さんの【話のタネ】はいつの時代も「噂話」だけ。

平和だなぁ…（遠い目）

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道路サイドの田んぼが埋め立てられて家が建つ！

家族分の駐車場がしつかり取れる土地、

近所付き合いのしがらみのない場所が人気みたい

それでも今は、資材の値上がりで「築浅」中古住宅が

もっと人気みたい。　　感想お願いします。