こはねちゃんがどこへ行ってしまったのかはわからない。

 マスダがどうなったのかももちろんわからない。

 ぼくはもうにどとこはねちゃんにもマスダにも会いたくはない。

 あの日、こはねちゃんの家であったことは早くわすれてしまおう……そう思うのに"う~ う~"といううなり声が耳にこびりついてはなれない。



《終》

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こはねちゃんの犬 あおじ @03-16

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