⑧
こはねちゃんがどこへ行ってしまったのかはわからない。
マスダがどうなったのかももちろんわからない。
ぼくはもうにどとこはねちゃんにもマスダにも会いたくはない。
あの日、こはねちゃんの家であったことは早くわすれてしまおう……そう思うのに"う~ う~"といううなり声が耳にこびりついてはなれない。
《終》
こはねちゃんの犬 あおじ @03-16
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