修学旅行はハワイとロンドンだった話

昼月キオリ

修学旅行はハワイとロンドンだった話


〜ハワイ〜

高校生の頃は修学旅行はハワイだった。

3泊5日?だったような気がするけど忘れた。

片道7時間くらい。

熱帯魚屋さんに入ったかのような気温に着いた直後は帰りたくなってました。



ホノルルクッキー美味しかったなぁ・・・。

日本に帰って来た後、ハワイから取り寄せて食べてみたけどなんか違った。

味はきっと同じなんだけど感動するまではいかなかった。

やっぱり食べるのはハワイじゃないとダメなんだなと思いました。



ご飯は硬くてハエがぷんぷん飛んでいたのと絵の具混ぜたような色のゼリーが衝撃的でしたね。

日本人の子細過ぎもっと食べなよ〜と言われました。

これ以上食べれないよ・・・苦笑



プラス、日本人の子可愛いね〜と通りすがりのおじさま。

可愛いって言われて満更でもない私でした。



ネックレス買ったら同じものなのに他のお店より高かったっけ・・・。

そんなこともありました。



乗馬やナイトクルーズも経験しました。

乗馬って怖いイメージだったけど、お馬さんの背中は安定感がありました。

お馬さんが歩いてもグラグラしなかったのは驚きました。

乗せてくれてありがとうね。



マックも食べました。

ハワイまで来て頼み方が分からないからと安定のマック。

もったいない!

物凄い量が来たらどうしようとビビり散らかしていたけどサイズは日本と同じでした。



ナイトクルーズは船の上で食事をしました。

しかし・・・私と友達は酔ってしまい、気持ち悪くてご飯があまり食べれませんでした。

心残りと言えばこれですね。



ハワイの海はとにかく綺麗でした。

危ないからと入るの禁止だった。もっと近くで見たかった!



大変なこともありました。

同じ部屋の友達が熱出したり、他の友達もバギー体験で骨折して全治半年の大怪我したり。

海外ということもあり病院代がヤバかったらしいです。

熱を出した子と同じ部屋だから部屋変える?と先生に聞かれたけど数少ない友達との部屋だし心配だったので変えませんでした。



あと、コンビニでお水とブリトー買って部屋で食べました。

食べれそうなものが少なかった、というか英語が読めない。

こっちは夜だけど日本だと昼だからカロリー大丈夫!という謎の言葉を友達と交わして食べました。



エレベーターで降りる時、ドアが閉まりそうになって挟まれかけたこともありました。

ですが、同じエレベーターに乗っていた男性が咄嗟に手でガッと開けてくれました。

これには友達と揃ってキュンキュンしました。

「やっぱり日本人はダメ、海外の人っていいな・・・」と友達はメロメロでした。



ハワイの帰りの便。

東日本大震災が起きた直後だった。

上空にいたから揺れは分からなかった。

前半組みと後半組みに分かれていて、私は後半組み。

前半組みの人たちは揺れた時、すでに東京の空港に降りていた為に長時間のバスでキツかったそうです。

後半組みの私達は急遽関西空港へ降りることになり、大阪のホテルに一泊してから帰ることができました。

帰りの飛行機のフライト時間は10時間以上かかりましたがほんの僅かな差ですが運良く帰れました。

今でも忘れられません。




後日談。

物凄い時差なんですがハワイの思い出の味がもう一つあります。

それはパイナップル。

当時は何とも思ってなかったんですが最近、パイナップルやパイナップルジュースを飲むとハワイに行った時のことを思い出して懐かしくなります。

食事にパイナップルが多かった。ジュースはなかったけど。

なので日本でもたまーにやりたくなります。

海とパイナップルの組み合わせ。

海を見なながらパイナップルジュースって素敵。







〜ロンドン〜

専門学校の修学旅行はロンドンだった。

5泊7日?だったような気がするけど忘れた。

片道飛行機14時間。これが一番ツラかった・・・。



イタリアかロンドンかの選択肢の中、

ロンドンの方が10万ほど安くロンドンにしました。

イタリアは食事が美味しいと聞いていたので気になったんですが

名探偵コナンが好きなこともあり、

もうこんな機会はなかなかないとロンドンにしました。

「ベイカーストリートの亡霊」大好き。



ハワイの時とは違い、デザインの勉強も兼ねての修学旅行だったので観光は半分、もう半分は街並みを研究したりレポートを書いたりしていました。

良い経験をさせてもらいました。



専門学校は新幹線で通っていた為、毎月14万かかっていました。

奨学金を借りていて数年前にやっと返済し終わりました。



※貯金があったので親知らずを入院して四本抜き、奨学金の残りと携帯のローン代を一括で返済してから一人暮らしをスタートさせてました。



ロンドンでは水が合わなくて髪はバサバサになり、先生とともにお腹を壊してホテルで休んでました。

何やってんだ・・・。



お金チャージしたはずなのに電車に乗る時、ビー!ビー!と改札口が鳴ってしまったこともありました。

何で何で!?駅員さんに怒られちゃう、一人だけ通れなかったらどうしようと慌てていたら日本人だからという理由で通してくれました。

日本人って信用されてるんだなぁと改めて思いました。



キャリーケースが壊れてゴムでぐるぐる巻きにして半開きのまま空港に行ったのは私です。

キャリーケースが開かなくなり、先生にも協力してもらったんですが

壊すしか方法がなくなり壊してもらってなんとか開きました。

帰りが悲惨過ぎる。

空港でこのまま運んでいいの?的なことを聞かれた記憶がありますね。

 


朝食がリンゴまるまる一個。

しかも切られてないやつ。ワイルド過ぎる。



おやつにマフィンを買ったら上のクリームが硬くてびっくりしました。しかも超絶甘い。



そして今でもたまに食べたくなるフィッシュ&チップスとホットチョコレート。



パブで食べました。

味はかなり薄味でしたね。胃腸が弱いからね。ありがたい。

ホットチョコレートの器がマグカップとゆーか

スープ用か?ってくらい大きかったです。

飲み物の量!

でも意外にも食事の方が薄味だったからかバランス良く食べれました。




そして今、絶賛フィッシュ&チップスとホットチョコレート食べたい欲が出てます。

片方だけでもあんまり見かけないのに両方はきっとない。

フィッシュ&チップスを食べるお店とホットチョコレートはテイクアウトとかもありですね。

ちょっと探しに行って来ます。




以上。

私の修学旅行の思い出でした。

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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