魔法使いと物理兵器

家から出たら異世界に迷い込んでいた、大学生の佐藤優希。
気付くと目の前には、魔法使いのような格好をした美女。
「なんで人間が…」
「どちらさまで？」

中東のような砂漠に日干し煉瓦の建築物、剣を身に付けた騎士に魔法使い、間違いようも無く異世界だった。

「魔法にはイメージが大事よ、だからこの世界の仕組みを学ぶのよ」
「火炎魔法には燃やす対象と酸素のイメージ」
「水魔法には空気中の水素と酸素をりようすることで魔力の使用量を抑えられる」
「土魔法にはステンレスが…」

これは現代科学の基礎知識を身に付けた魔法使いに、現代武器で戦わされる残念な若者の成り上がりストーリー！